驚異の「鞄」活用術

驚異の「鞄」活用術 by 太田垣 博嗣
手がちぎれそうになるほど重たい鞄(かばん)を持ち歩いている人、鞄の中でメモや携帯電話が行方不明になった経験のある人、常に使いやすい鞄を求めていている人…。1つでも思い当たる点のある人には、本書がおすすめだ。
著者の太田垣博嗣は、ITコンサルタント業のかたわら、趣味で「太田垣の鞄のリンク集」を主宰している。本書は、著者の鞄に対するこだわりとノウハウの集大成。ビジネスマンの武器が入った大切な鞄を、どのように選び、どのように使うかを詳細にアドバイスしている。
PART1、PART2では、鞄の中がすぐにゴチャゴチャになってしまう原因と、それを防ぐ整理術を提案している。「『あると便利なもの』は不要なもの。なければ仕事に支障をきたすというものだけを入れよう」「3ヶ月に1度、手ぶらで出勤してみよう」といったユニークな視点や、持ち手や縫製をしっかりチェックしてから購入を決定するというもっともな意見などが示されており、思わず自分と鞄との関係を思い起こしながら読み進めてしまう。
PART3、PART4では、目的別に鞄を使い分けようという提案をしたうえで、ケース別に、鞄に求められる条件と選び方について説明している。PART5では各メーカーの特徴を紹介。最終章では、著者の経験をもとに、オーダーメイド鞄について詳述している。本書を参考に、最も身近なパートナーである鞄を見直してみるのもおもしろい。(斎藤ななむ)
価格: ¥ 780
出版社: すばる舎 (2002/05)