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【プロフィール】
キャサリン・ハムネット 【KATHARINE HAMNETT】
アバンギャルドでセクシー、だけどスマート。英国の伝統的なクラシックデザインのバランス感覚を、独自の感性で表現する。ポリシーを貫く姿勢は彼女が積極的に取り組む環境問題、人種問題、政治的問題にも顕著に表れる。
1965年-69年
St. Martins School of Art でファッション・デザインを学ぶ。
1969年-75年 Anne Buck と共に TUTTABANKEM を立ち上げる。
1975年-79年 ロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク、香港でフリーランスのデザイナーとして活躍。
1979年 KATHARINE HAMNETT 社設立。Katharine Hamnett は、日本の伝統的な絹織物である羽二重を洋服に用いた初めてのデザイナー。このシルク織物をキルティングのアウター・ウェアに採り入れた。
1982年 Cotton Designer of the Year 賞を受賞。コレクションが好評を博し、世界中で販売されるきっかけとなる。
1983年 「酸性雨を止めよう」をはじめとする Choose Life のTシャツ・コレクションを発表。熱帯雨林の減少を指摘し、環境保全を訴えるメッセージをTシャツ・コレクションとして表現した。同時に、新たなブランド KATHARINE HAMNETT LONDON MENSWEAR と KATHARINE HAMNETT DENIM を発表。プレスばかりでなくバイヤーからも高い評価を受ける。
1984年 British Fashion Council から Designer of the Year 賞を贈られる。さらに Bath Costume Museum の Menswear Designer of the Year 賞を受賞。この年、日本で最初のライセンス契約を結ぶ。
1985年 東京で行われた「ビッグ・ファイブ」ファッション・ショーに参加。「Think Global/グローバルに考えよう」と題されたA/Wコレクションで初めて色落ちさせたデニムがキャット・ウォークに登場。初の広告キャンペーンは Ellen Von Unwerth が担当。バルセロナで開催された Festival du Mode で Best Catalogue 賞を受賞する。
1986年 KATHARINE HAMNETT CLASSIC のS/Sコレクションでクラシックなスタイルが復活。さらに「Power Dressing」と銘打ったA/Wコレクションでは1980年代のライフ・スタイルを具現化。A/Wコレクションからボクサー・ショーツにコンドーム・ポケットが取り付けられた。
1987年 パリで初めて行われたS/Sコレクションでは、レディースのテーマを「Chic」、メンズを「Smart」とし、1980年代のKatharine Hamnett のスタイルをより明確に提示。A/Wコレクションではレディースが「Hot Couture」、メンズが「Practical Romance」と題されたショーが行われ、前例を見ない大成功を収めた。
1988年 British Knitwear and Clothing Council からその輸出に対する功績を称えて賞が贈られる。「World Peace Now/世界平和を今」と題されたコレクションが好評を博し、前年に引き続き大成功を収める。A/Wは「Pre-Raphaelites/ラファエル前派」のテーマと共に、これまでとは全く異なる方向性を示した。
1989年 HAMNETT ACTIVE 発売。「Clean Up or Die/浄化か、それとも死か」と銘打ったA/Wコレクションがロンドンで行われた。
1990年 キャット・ウォーク・ショーの舞台をパリに移す。「OOO Lah Lah/ウー・ラ・ラ」コレクションを開催。この知らせに英国のファッション業界が震撼した。パリの Cirque D'hiver で行われたメンズのショーにゴー・ゴー・ダンサーが登場。観客を驚かせた。「Cancel the Third World Debt/第三世界の負債をなくそう」と題されたA/Wコレクション、さらに、Katharine Hamnett は、ニューヨークで従来の綿栽培の危険に関する講演を行い、Pesticides Trust と共に、綿の栽培に使われる農薬に関する研究と教育プログラムである Environmental Cotton 2000 を立ち上げた。Almeida 劇場での Ballet Rambert による「Strong Ranguage」、三島由紀夫の「サド公爵夫人」のコスチュームをデザイン。
1991年 「Green Cotton by the Year 2000/2000年までのグリーン・コットン」を掲げたS/Sコレクションは、Environmental Cotton 2000 のプログラムによって始められた方針を反映。この年、Katharine Hamnett 社は湾岸戦争の勃発を受けてキャット・ウォーク・ショーを行わず、代わりに「Katharine Hamnett - The Movie」をプロデュース。Naomi Campbell 主演、Ellen Von Unwerth 監督によるこの作品は、パリで公開された。
1992年 より深刻な湾岸戦争後の不況ムードが続く中、「Post Materialism/物質主義以降」と銘打ったS/Sコレクション、続いて「Berlin/ベルリン」と題されたA/Wコレクションを行う。フォトグラファー Juergen Teller に新しい広告キャンペーンが委託された。
1993年 A/Wのレディース・コレクション「Yes」から再び活況を呈す。メンズのショーを初めてミラノで開催する。
1994 S/Sコレクションを初めてミラノで発表。エイズのチャリティー・イベント「The Quilts of Love/愛のキルト」に参加。Juergen Teller 撮影による1994年度の広告キャンペーンがMarie Claire/IGEDO の Fashion Advertising in Germany 賞を受賞。
1995年 Katharine Hamnett のデニム・キャンペーンに Terry Richardson を起用。Katharine Hamnett が再びロンドンでS/Sコレクションを発表するというニュースが新聞の一面を飾った。
1996年 KATHARINE HAMNETT LONDON の新しい SHOP オープン。建築家の David Chipperfield が設計を行った。
1997年 S/Sコレクション「SAVE THE TIBET/Dalai Lama の為に」、「WORLDWIDE NUCLEAR BAN NOW/世界中が核反対」を発表、環境問題を提案。つづくA/Wでは阪神大震災における住宅問題に対し「It's your RESPONSIBILITY/政府に訴えるのはあなた自身の責任」のメッセージと共にコレクションを行い、社会問題を提案した。1998 S/Sコレクションに向けたロンドン・ファッション・ウィークで2本目の映画となる「Lost Luggage」の試写会を行う。
1998年 KATHARINE HAMNETT DENIM と HAMNETT ACTIVE が統合。HAMNETT として新しく生まれ変わる。Dalai Lama からの引用で「Constantly Cultivate Only A joiful Mind/楽しい気持ちだけをずっと開拓しよう」をメッセージとしたコレクションを発表。新人フォトグラファー Elaine Constantine が1999 S/Sコレクションの広告キャンペーン・フォトを手がける。
1999年 S/Sコレクション「Danger Bioengineering」では遺伝子工学を問題化。A/Wではミレニアムに対するメッセージ「Party Here/ミレニアムをポジティブな気持ちで迎えよう」を東京・六本木にて発表。Elaine Constantine によるキャンペーンがロンドンで行われる。2000 S/Sコレクションに新素材 ORGANIC WOOL を登用、東京にて記者発表。テーマは「A NEW DAWN FOR A GOLDEN ERA/黄金時代への幕開け」。「LOVER」をコンセプトに、1900年代の急激な進化の影響で、滅び去ったり、滅び去ろうとする生物や、汚染災害を受けた地球環境、全ての人、文化に対しての愛を表現。新人フォトグラファー Taryn Simon による2000年 S/SキャンペーンがNYで行われる。
2000年 ミレニアムキャンペーンとし、地球の為一人一本の木を育てる「プラントキャンペーン」を実施。フォトグラファーユニット「HOTTOCK CAMERA CLUB」を結成。A/W2000小物キャンペーンにてデビュー。S/S00のメッセージは"God is watching Look Busy"、テーマはメンズが「PLAYBOY」、レディスが「GLAMTASTIC」。
2001年 4月6日、東京代官山に旗艦店をオープン。前日のレセプションパーティ、クラブナイトには俳優やミュージシャンを含む、700人もの来場があり、大盛況となった。メッセージは、"DRESSING AS ELEGANT THINKING AS FIEND" テーマは、コンテンポラリーアフリカ。2001A/Wは、メンズのテーマを「SCREEN IDOL」、レディースを「1920'SHOW GIRL」と題し、"SWEETENESS & LIGHT" をメッセージとした。HAMNETTラインを日本でもスタート。9月の米国同時多発テロ勃発を受け、世界平和を訴える為、キャット・ウォーク・ショーをキャンセル、「NO WAR」キャンペーンを英国、スウェーデン、イタリー、日本で行い、大きな反響を呼んだ。
2002年 KATHARINE HAMNETT MAINLINE の製造をイタリーの GIBO 社に変更。Harvey Nichols を含む著名店にて販売。テーマは「SEX SHOW」コンセプトは "Beyond Fashion"。メッセージは "FOLLOW YOUR HEART"。
2003年 LONDON FASHION WEEK にて、03AWレディスコレクションを開催。キャットウォークでは「STOP WAR BLAIR OUT」のTシャツがフューチャーされ、その模様は各国で報道された。Katharine Hamnett は“OXFAM”に招待され、「FAIR TRADE」活動の一環として、アフリカのマリやコットンファームを訪れアフリカ政府などと面会し、「FAIR TRADE」に対しての認識を向上してもらうよう努めた。
2004年 04SSコレクションにナオミキャンベルを起用し、「USE A CONDOM」や「SAVE AFRICA」のTシャツを着せ、コンドームの重要性を唱えたメッセージを掲げた。
【ショップ】
マルイシティ新宿店
東京都新宿区新宿3-30-16 マルイシティ新宿 6F
【公式サイト】【通販サイト】
【関連ニュース】
2007年07月19日 ウィットに富んだ新時代のスローガンTシャツ by AFP BB ニュース
この夏、ロンドンの若者たちは久しぶりに復活したスローガンTシャツに夢中になっている。80年代の政治的メッセージと違って、リズム感とウィットに富んだ言葉と大胆な色づかいが特徴。レギンスや太めのブーツとのコーディネートが目立つ。
■キャッチーでウィットに富んだスローガン
スローガンTシャツといえば、80年代に反核などの政治的メッセージプリントで話題となった「キャサリン・ハムネット(Katharine Hamnett)」を思い出させる。だが、今年重視されているのはメッセージ性よりもリズム感や内容のインパクト。「ハウス・オブ・ホランド」も“Cause Me Pain Hedi Sliman”や、“Love Me Some Lohan”のような、韻を踏んだキャッチーなものが多い。今年2月の07/08年秋冬ロンドン・コレクションでは、ケイト・モス(Kate Moss)などのモデルの名前を織りこんだTシャツを発表。ブランドの公式ホームページには、ホランドの友人で人気モデルのアギネス・ディーン(Agyness Deyn)が登場するなど話題に事欠かない。
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