August 19, 2006
ティーンズの居場所(服)
少子化で、数は少なくなっても、やっぱり服や自己表現に一番貪欲でパワーがあるのはティーンズで、ローティーンは子供服でいいとしても、ハイティーンはやっぱりハイティーンの居場所(服)が必要。
売れるのを追求すると、どうしても数がいっぱいいる大人を巻き込まなくちゃいけなくなって、普通にそっちに流れてしまう。
渋谷→原宿、今はこういう感じ。(これは今に始まったことじゃなく、結構いつも繰り返されてると思うけど…)
#逆に原宿→渋谷ってこともあったわけだ。渋谷→原宿→渋谷→原宿…
ティーンズは中学や高校の3年という区切りに前後+1して、5年くらいでがらっと変わっちゃうのが常。
だって3年上はもうかなり先輩、3年下はもうかなり後輩なわけで、そのちょっと上、ちょっと下は価値観逆転っすよ。
憧れというよりはむしろ異人種として、ださいなとお互い思ったりしてるわけで、もうおばさんとかもうおじさんとか、感覚が違ってしまうので、世代の違いが一番現れるのだと思う。
普通のブランドの寿命が10年なのに対して、ティーンズはせいぜい5年。そしてそのテイストはバクッと交互に繰り返されている感じ。ギャル系とモード系とか、109系とパルコ・ラフォーレ系とか。時代とともに年代(年齢層)をあげてっちゃうブランドもあれば、じっとがまんしてそのテイストをつづけてると、また巡ってくるというのもあり。
ローティーンはもしかすると、もうコスプレなのかも。ファッションブランドじゃなく、ゲームとかマンガアニメとかITとかまったく違う業界からすっげー世界ブランドが総合戦略として服もその一部に取り込むとかそういうのじゃないかと、10代の子供たちを見てるとそんな予感がします。そのこだわりとかはハンパじゃないの。かなり個性的。数も少ないからこそ世界が相手だみたいな。。。
投稿者 mari : 10:20 AM
July 31, 2006
sale後の晩夏・初秋もの
去年から、7/1~のsale後、晩夏・初秋もの投入!というのが定着してから、なんとなく安心して買い物ができる。
晩夏・初秋ものと言ったって、半袖、ノースリーブ、キャミソール、ドレスと、夏物と形はたいして変わらない。でもNew Arivalと札がついているだけで、もうこれは値下げされることはないんだし、新しいんだし、でも今すぐ着れるんだし、って感じでOKなのさ。なんとなーく、秋の気配を漂わせつつ、春夏シーズンで見えた売れ筋で、ばっちりツボを抑えた形、秋色をつけて、冬までは無理だけど、秋まではそのままレイヤードしつつイケちゃうという安心感。やっぱりもっと安くなるかも?とか、これはもう終わったシーズンのだ!とか、いらぬ心配をしなくていいというのが、購入に踏み切りやすいしかけ。
以前のように、7月終わり頃までバーゲンを引っ張って、ぐちゃぐちゃになった売り場、そして8月に外はぎんぎんぎらぎらなのに、中はひんやり涼しげに、ウールのニットやコートが並ぶっていうのは、どうもピンと来なかったよね。トレンドを知るとか、秋冬はこういう風なスタイルです!とかプロモーションするという意味ではよかったのかもしれないが、実際はそんなに売れないし。。
なんにせよ、7月、8月はこれから旅行とか、遊びとか、まーいろいろあって、楽しくはじける気分なのだから、なんか新しく着る物欲しいと思ってきても、コレは終わったシーズンのよって感じのバーゲン品やもぉー秋冬なんです!って感じのこれじゃ暑くて着られないわというたんすにしまっとくものを買っておくのもなんだかなーだからネ。
投稿者 mari : 06:06 AM
May 18, 2006
流行の時期
今、売れ筋の半袖ジャケット。売れるのがわかっていても、手元に商品がないと売れない。今からだと間に合わないので、もう作れない。半袖の時期は、本当に短いのだ。
秋冬物はコレクションも終って、展示会で商品も作られる。
そろそろ次の春夏の企画。そういうとき、この6月、7月のストリートの状況やリサーチ、店頭の情報が生きてくる。
流行は生き物で、この時期の流行の芽は秋冬に引き継がれるものもあるけど、やはり、シーズンをくぐって、(一旦おやすみ)次の春夏につながることが多い。終ったか、と思っているとまだつながっていたり、まだまだいけるかと思うと、しゅーっとしぼんでしまうこともある。
投稿者 mari : 09:37 AM
February 01, 2006
高級ブランドほどバーゲンが長い?
前はトップブランドは、春一番に立ち上がり、春らしい店頭を見せてくれたものだが、今は実益を取り、まだまだバーゲン。それだけ高級品は売れ残っているのか、それとも?
安いボリュームショップの方がどんどん店頭が変わり、楽しい雰囲気。
人気だったショップも、トレンドが入れ替わると途端に冷えた感じがしてしまうところもあり。不思議ないきものトレンド。観察するのは楽しいのだが…。
投稿者 mari : 04:49 PM
December 05, 2005
秋シーズン、冬シーズン
ファッションのシーズンは春夏、秋冬という風におおまかに分けられていて、今もコレクションはそのように行われるし、トレンドも春夏はなになに、秋冬はなになにとテーマがあげられる。シーズンはじめに、だいたいのトレンド予測を元にシーズンぶっとおしで企画は立てられているし、ものをつくるのにも、2~3ヶ月は前に仕込んでおかないと商品はできあがらない。だからバーゲンも春夏シーズンが終って秋冬シーズンが始まる前に春夏処分バーゲン。秋冬シーズンが終って春夏シーズンがはじまるまえに秋冬処分バーゲンというのが一般的だった。
しかし、ずいぶん前からそれでは消費者のニーズや市場トレンドの流れについていけないということで、もっと細かく6シーズンくらいに細分化して考えて企画を立てるのが普通になった。が、物を作るのに、そういくつもいくつも違うイメージやテーマにするのも難しく、やはり春夏、秋冬の2大シーズンのトレンドテーマを引きづるかたちで、シーズンアイテムを変え、素材を変え、色を変えてマイナーチェンジする形で細かいシーズンに対応してきた。
しかしもはや、もっとスピードは増し、がらりと真逆ぐらいのトレンドの変換が、秋シーズン、冬シーズンで必要になってきているようだ。夏にも感じたが、春の終わりでもう春バーゲンをして、夏はまた別テーマ。夏の終わりに(といってもまだ7月はじめ)に夏バーゲンをして、晩夏初秋はまた別。秋も8月から立ち上がりはじめているから、10月には秋バーゲンをやって、冬の立ち上がりはまた別に。こういう風にバーゲンを区切りにして、さらに新しいものを売るという手法。これが新しいのかなと思った。
ちょうどその季節の合間に次のシーズンのコレクションが入るから、秋冬は2月3月、春夏は9月10月。以前は一般にはシーズンが始まるまで次シーズンのコレクション情報などはあまりださなかったが、今は一般消費者が次トレンドを雑誌やTVなどで目にしているので、やはり次、次とシーズンは前倒し傾向になっている。かといって、寒い12月に春夏もののうすっぺらいドレスなど着れないから(#いや今はコートの下はキャミソールやドレスだからそれもありかも…)、その季節にあった次トレンドものを欲しがる。それは色であったり、テーマであったり。それだけ消費者のレベルがあがっていて、求められるものもかなりハードルが高い。
トレンドはそういう風に移り変わりつつ、しっかり底に流れる時流定番を押さえて、プロパーでシーズンレスで売る。んだろうな、儲かるところは。
投稿者 mari : 08:55 AM