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呉服のデザイナーである田中豊享が『酒袋』という布の何ともいえない素朴さに惹かれてモノ創りを始めたのが、約20年前のことです。                            酒袋というのは、お酒を絞るときに使う袋のことで、布を強化するために何度も柿渋を塗ります。やがて酒のかすや もろみが縫い目の間に詰まり何ともいえない、また同じ色は2つと無い茶色の布袋になるのです。自然の生み出す芸術、他の布に感じることの出来ない味、それが人の心を和ませるのです。
しかしながら醸造方法の進歩によって、酒袋が入手困難になりました。田中豊享では長年にわたりさかぶくろの 製品に携わってきて、その中で、研究に研究を重ね、酒袋の『アジ』に近い『布』を創りあげました。
素材は帆布で、元来ヨットや船の帆に使われている布です。   その中の、綿100%8号帆布を使用し、これに独自の技術で酸素反応や特殊加工による手作業での染を施し、かすれさせた感じを出すためにペーパリングをかけます。
使い込むほどに、酒袋本来のイメージを醸し出します。     非常に頑丈で、軽く、シミになりにくいので大変親しまれております。
製法は接着剤を一切使用せず、型崩れを起こさないような縫製を行っております。持ち手には、木製と蝋引き紐を組み合わせたもの等を使用し、金具やファスナーにもこだわり、すべてアンティーク仕上げのものを使用しております。
『独自のオリジナル』というテーマのもとに、帆布さかぶくろやデニム素材を中心に、京の丹後ちりめん、綿紬などを使用し、またこれらの素材を組み合わせるなど、常に新しい発想のバッグをご提案致しております。
自然と人の交わりから感動が生まれ、             人と人との間に創造という手仕事が生まれます。        未来を提言していくことに、豊享バッグは取り組んでおります。                                                                                             

                      

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