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2004年08月16日

ロリータ [Lolita]

下妻物語©下妻物語

ロリータとは、ロシア生まれのアメリカの作家、ウラジーミル・ナボ
コフ(Vladimir Navokov 1899年~1977年)の1955年にパリで出版され
小説の題名「ロリータ」から流行した。登場人物の美少女「ロリー
タ」を題材にしているため、7歳から14歳くらいの少女のことを言
うことが多い。また、フリフリな服装のロリータ・ファッションとし
てもごく一部だが定着している。ロリィタともいう。

ロリコンは、性愛の対象を少女にのみ求める心理を意味する言葉だが、
コテコテの和製英語でそうだ。ロリータ・コンプレックス(Lolita
+complex)の略。漫画家が使ったのが初めとか。どうしてロリコン
が登場したかというと、小説の内容にある。「小児愛好者であった中
年の大学教授は、まだあどけない少女の愛称”ロリータ”のドロレス
・ヘイズに一目惚れをし、彼女に近づくため、その母親である未亡人
と結婚する。母親が事故で死ぬと、男はロリータを騙し、アメリカ中
を逃亡する。その間、ロリータは悪知恵を覚え、彼女は男を自らの虜
とする」といった内容。

【関連サイト】
 http://www.lolitasnap.com/
 http://www.shimotsuma-movie.jp/


【映画】

ロリータ
『危険な情事』のエイドリアン・ライン監督が、いわゆる少女愛のの一般呼称とまでなったナブコフの同名小説を忠実に映画化。
大学教授のハンバート(ジェレミー・アイアンズ)は、異国の地アメリカで、とある未亡人の家に下宿することになる。庭先で未亡人の12歳の娘ドロレス(ドミニク・スウェイン)に魅せられてしまう。そんな彼の気持ちを察してか、ドロレスは彼を挑発しはじめる…。
『ロリータ』はすでにキューブリックの手で映像化されているが、時代を経た本作ではより大胆なベッドシーンも登場する。簡単に体の関係を持ってしまうものの、少女はハンバートを翻弄するばかりで気持ちはまるで別方向を向いている。だからこそ、いくら願っても手に入らない愛のせつなさがにじみ出ているともいえるかも。ジェレミー・アイアンズが、中年男の悲哀をにじませた演技で涙を誘う。(茂木直美)



ヴァージン・スーサイズ
1970年代、アメリカ郊外の静かな住宅地。両親は保守的で厳しいが、何不自由なく暮らす美しい5人姉妹の末娘が自殺を図る。そしてその死から1年も経たないうちに、残りの姉妹もすべて自殺してしまう…。姉妹に憧れていた少年たちが回想する形を取りながら、少女の危うさとエロチシズムを繊細な映像と音楽で描いている。 フランシス・フォード・コッポラの実娘ソフィア・コッポラの長編第1作であるこの映画、演出上の食い足りなさは残るものの、そこが妙に映画のテーマである少女性にマッチしていて、あやうくうっとりしてしまう。少年たちが電話を通して姉妹に70年代の切ないポップスを聴かせるシーンは印象的。キャスティングは秀逸。特に奔放な四女ラックスを演じたキルスティン・ダンスト(『スパイダーマン』)の美しさは出色だ。(茂木直美)

投稿者 kaz : 用語データ一覧