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2004年12月01日

コスメティック【Cosmetic】

 コスメティックとは、ギリシャ語のコスメティコス(kosmetikos)
 が語源で、フランス語のコスメティック(cosmetique)にあたる
 化粧品、美髪用化粧品の総称のことをいう。複数形のcosmetics
 は、化粧法、美容術を指す。(資料:「ファッション辞典」より)

 資生堂の資料によると「化粧品を英語ではコスメティック。
 この語源をさかのぼると、コスモス、すなわち秩序と調和
 の体系としての宇宙に行き当たります。コスメティックと
 は、生命体と非生命体の境界にあって生体系の保護膜の役
 割を果たしている皮膚をととのえることだといえるでしょ
 う」とある。

【沿革】

 化粧は、日中の強い日差しの熱や紫外線から皮膚を守るために、植物のオイルや白粘土の粉などを露出しているハダに塗る知恵を自然に体得したらしい。タタリや天罰等を避ける魔除けの意味で全身に化粧をしたのではと言う意見もある。

 クレオパトラは、瞼の上に奇麗な青いアイシャドーを濃く入れたが故に、絶世の美女伝説が生まれたとか。また、歌舞伎役者などが白粉を顔中にべったりと塗っていた江戸時代の原料は、水銀や鉛だった。恐ろしく危険な化粧だった。

 マンダムの子供豆辞典によると「化粧をすることで自分の身分や位、社会的な役割をあらわし、その化粧法には、時代によって大きな変化や特徴がありました」とある。

 戦後(1945年)すぐに、女性の化粧ブームが始まる。禁欲状態から開放された女性達は、先ず化粧、パーマなどで美しさを復活させた。1946年には、大都市でマニキュア、口紅、クリームなどが発売された。

 1961年 資生堂サンオイル発売
 1962年 ライオンから男性化粧品 バイタリス発売
 1963年 資生堂から男性化粧品  MG5発売
 1966年 日焼け化粧品のポスターが話題に
 1984年 コーセー 男性用口紅、ファンデーション発売
 
 と男女格差がないほど男性化粧品は、普通になった。

【今後】

 変身願望は、誰でもが持っている潜在能力。古代は外敵から身を守るために化粧をし、勇士を称えた男達。男が化粧するのは、DNAに組み込まれた能力かもしれない。しかし、化粧品には医薬品と同レベルの薬事法という法律がある。

 法律的に言うと化粧品とは、「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。ただし、医薬部外品を除く」と薬事法に定められている。

 細い眉毛が流行しているので、信じられないだろうが、また太い眉毛が流行することもある。化粧法は、映画スターやモデルやCMなどによって変遷してきた。眉毛を細くし、かつらをかぶると男でも奇麗な女性に変身できる。化粧は、ある意味で心のオアシスかもしれない。年齢が高くなれば化粧をするのは自然だ。
 
 ただ、化粧品が効果があるとすれば、副作用もあり得る。若い時は、できるだけ化粧をしない方がいいと言われるのもうなずける。やはり、自然の素肌が一番奇麗な時。アロマテラピーなどが流行る背景には、薬の危険性に対する怖さがあるのかもしれない。

 今後は、薬同様、成長に応じた化粧品を販売すべきだ。化粧品メーカーは、成分のメリット・デメリットを含めしっかり説明すべきだと思う。きれいな女性やこぎれいな男が増えている時代。肌を守るのも自己管理。たまには、成分を見る事も大切かも。

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投稿者 kaz : 用語データ一覧