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2005年01月10日
カバーオール 【Coverall Jacket】
カバーオール(Coveralls)とは、本来ワーキングウエアの上着
とズボンが一続きになったつなぎ服(オーバーオール=Overalls)
のことをいうが、日本ではジャケット型を指す場合が多い。
【関連サイト】
http://www.carhartt.com/
http://www.zemskys.com/
Carhartt(カーハート) ダック素材カバーオール ダークブラウン
【語源】

ワーキングウエアのつなぎ服として誕生したカバーオールだが、いつ
の頃からかカバーオールジャケットとして広く普及するようになった。
日本でカバーオールと呼ばれているのは、ジャケット型を指す。
ワーキングウエアメーカーのカーハート社のカバーオールが店頭に並
び始めた1990年前後から普及し始める。ジーンズショップではGジャン
と同じようにアウターとして品揃えされていたかもしれないが、一般的
なカジュアルショップでは、目新しいデザインのため、ジャンパーと呼ぶ
より新鮮だったかもしれない。あくまでも憶測です。
【沿革】
ワーキングウェアから派生したタウンウェアだけに機能的でシンプルな
デザインが特徴。仕事着からヒントを得たデザインは多く、ポストマンコ
ート、ファイヤーマンジャケット、カーペンターパンツなどは静かなブーム
になった。
1977年頃にパリコレで発表されたサルエルパンツは、日本の大工さん
の仕事着に似ている。三宅一生など日本人デザイナーの影響だが、
柔道着のような直線断ちのデザインもパリで流行った。仕事着や生活
着は、ファンクショナル(機能)な要素が多く街着として利用できる。
【今後】
宇宙に行く毎に新しい素材が誕生し、洋服の素材としても活用される。
戦争が起こるごとに、防水性、防火性、通気性などが改良されてきた。
オリンピックが行われる毎に皮膚に近い素材が誕生している。知らず
知らず新素材が生活の中に入ってきている。素材は、進化している。
仕事着は、長い間慣れ親しまれて来た。仕事着のつなぎ服をおしゃれ
なアウターに変身させたディレクターやデザイナー。この発想は、いつ
の時代でも大切だ。慣れ親しんでいるデザインやモノに手を加えたり、
洗練させるだけでまったく新しいモノになる。一番難しいのだが。
新しいデザインや奇抜なモノは、我々素人でも作れる。しかし、シンプル
なデザインは、誰でも作れるものではない。研ぎ澄まされた感覚と時代
を超越した統一感が必要だ。実力のあるデザイナーの洋服は、10年前
のものでも古さを感じさせない。古着を愛する若者達の心情もその辺に
ありそうだ。
投稿者 kaz : 用語データ一覧
