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2005年02月02日

ピーコート/Pコート 【Pea Coat】

Pコート

 ピーコートとは、船乗りや水兵の着る厚手ウールの、ダブル前、
 腰丈のコートのことをいう。ピー・ジャケットともいう。
 ピー(pea)は錨の爪の意味。

○参考資料
 大辞林
 【ピーコート】をビッダーズで探す


【語源】
 pea coat 水兵や船員が着ている厚手のウールのダブル前のコート。左右ど
 ちらでも前にすることができるのが特徴。衿はノッチドラベル。手を暖めるハ
 ンド・ウォーマーポケットまたはマフポケットが縦の切り込みをつけてついて
 いる。丈は腰丈。

【沿革】

 1979年頃にプレッピーブームがあり大学生を中心にマリーン感覚のネイビー
 ブルーが流行った。ダウンジャケットが主流の中で横浜と神戸のヘルシーな
 感覚がもてはやされた。デッキシューズ、元町ミハマのぺたったん靴、店名も
 クルーズ、ボートハウスなどと海がテーマな時代だった。当時は、女子大生が
 本流。高級ブランド名が小説に随所に登場して話題になった田中康夫の「何
 となくクリスタル」がブームになった。アメリカの海軍士官が着用しているCPO
 (cheaf petty Officer)シャツも流行した。
 
 1990年に渋カジブームで紺のブレザーが流行り、Pコートも売れた。金ボタン
 などのものが多く、OL中心に静かなブームだった。

【今後】

 一般的に、アウターやコートは、厳しい環境の中で仕事をする海軍の制服や
 軍隊のユニフォームが、機能性があり普及してきた。パンツやシャツは、仕事
 着からヒントを得て普及する場合が多い。カーペンタパンツなどは、大工その
 もの。現在でも、軍隊の放出品が市中に流れることもあり、手に入りやすい。

 第一次世界大戦の民間人の死亡者比率が30%、第2次世界大戦が50%、
 現在は90%以上といわれるくらいハイテク戦争時代。2~3年後には、民間人
 が98%くらい死亡し、軍人は2%程度と予測されている。もっと安全な場所は
 軍隊になる。

 そんな理由もあり、ロボットやハイテク技術により、戦場で過すことは稀になる。
 人工素材などは別にして、軍モノが流行ることはなさそうだ。ノスタルジーやレ
 トロとして古い時代のコートやアウターがリバイバルすることはあるとは思うが。
 1900年代は、戦争によって多くの技術や洋服が改良されたのは事実だ。副
 産物として社会に貢献したのも事実。

 2000年代は、宇宙開発などにより保温性の高い素材や軽い素材が開発され
 普及しそうだ。世界の一流スポーツ選手に新商品を提供した後、改良を加え
 て市場に投入するスポーツアパレル。サミット(頂上)作戦と呼ぶ。人間の能
 力の限界に挑戦する人達によって、新素材は作られる。寒さも厚さも1枚で
 過せる素材が開発されるかもしれない。必要なのは、それをオシャレに作る
 ことだと思う。あるデザイナー女史が、神戸の震災時に一番必要だったのは、
 オシャレなスポーツウェアだったとしみじみ語った。

○ピー・コート参考資料
 
 http://www.outsidemag.com/

投稿者 kaz : 用語データ一覧