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2005年2月 3日

フォークロア 【folklore】

フォークロア
 フォークロアとは、北欧や南米やアジアなど、世界各地の民族衣装を
 モチーフにしたファッションのことをいう。

・参考資料
 デイリー新語辞典
 fフォークロア
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【語源】
 フォークロアは、古くから民間に伝承された文化的残存物の
 総称で民俗学の意味。民族衣装は folk costume と言う。
 
【沿革】

 1970年創刊の「アンアン」1971年創刊の「ノンノ」の2誌が提案する
 スタイルが流行。旅行ブームも手伝って「アンノン族」と呼ばれた。
 1970年は、先日引退を表明したケンゾーがパリコレデビューした頃で
 もあり、彼の影響もあって
 1973年 素朴な西欧農民風ファッション(ペザントルックとも呼ばれた)
 が大流行。また、この年、三宅一生がパリコレデビューした。
 
 ホームソーイング、ハンドメイドなども流行し、木綿の天然素材やプリ
 ントが流行した。ミディ、マキシなどのロングスカートやショート丈のニ
 ットなどが流行。また、「原宿」がファッションのメッカとして脚光を浴び
 た。
 
 1982年 雑誌「オリーブ」が創刊され、1983年にオリーブの提案する
 ナチュラルなフォークロアを洗練させたスタイルが流行。「オリーブ少女」
 と呼ばれるティーンエージャーが脚光を浴びる。ピンクハウス、クードゥ
 ピエ、アツキ・オオニシなどDCブームを作る。メンズ物と可愛い少女服
 をミックスした「ミスマッチ感覚」が流行する。

【今後】

 牧歌的な各国の民族衣装をデザインソースするデザイナーがいる。
 なぜか、東洋的民族衣装はなものはオリエンタルと言われる。
 イスラム教の多いアラブの衣装は、戒律が厳しくデフォルメ(変形)した
 りすると政治問題まで発展することもあり、あまりデザインされない。

 ファッション市場では、長い洋服の歴史がある西洋の民族衣装から
 イメージしたものが多い。特に、南仏、東欧などの花柄や刺繍などが
 用いられてきた。

 南米やアフリカなどの模様をプリントなど用いる場合もあり、ワールド
 ワイドな収集によって、ソースがわからなくなることもある。ストライプ
 の縦縞は、日本(江戸時代)が最初に考案したと言われている。文明
 という長い歴史の中の民衆文化は、伝承され、時代とともに変化する。

 共通しているのは、手作りや職人技など卓越した人間の技術にすぐる
 ものはないと言うことだ。ロボットと人間の競争でもある。フォクロアは
 絶対数こそ減るが生き残る。戦争や革命があっても生き残る。そこに
 民族のアイデンティティや誇りや伝統がある限り。職人希望者が増え
 ている昨今、日本の伝統も守られると安心した。

投稿者 kaz : 用語データ一覧