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2005年2月 9日
プレス 【press】
プレスとは、アパレル・メーカーの広報・販促担当者のことをいう。
フランス語のアタッシェ・ド・プレス(attach de press)の略。
一般的に使われる「presse (プレス )」は、報道機関、編集者、
記者、報道関係者などに広く使われている名称。
・参考資料
http://www.presshouse.co.jp/
大辞林
大辞泉
ファッション辞典
【語源】
presseは報道機関、編集者、記者、報道関係者など広く使われている
フランス語。ファッション関係でのプレスは attache de presse(アタシェ
・ド・プレス)が省略されたもので、広報、販売促進担当者を指す。
【沿革】
80年代のDCブームの頃、ブランドごとに専任のプレス担当者が誕生し、
雑誌などへの貸し出し用のサンプル展示場や記者会見発表などのた
めにプレス・ルームなども出来た。大半のアパレルメーカーでは企画担
当者が兼任していたりしていた。
自社ブランドの商品知識はもちろん、マスコミに対応するためにはトレ
ンド、文化的な知識まで幅広い視野を持った人が採用された。会社の
イメージはここで決まるとまで言われた。記者や編集者だけでなく、ス
タイリスト、ライター、モデルクラブなど多岐にわたる人達との交渉が
多い。
そのため、アパレル内での煩雑な作業が多いため、宣伝広告から広報、
販促まですべてを請け負う専門のプレス代行会社が現れた。プレス代
行会社は、複数の会社と契約しているため、ライターやスタイリストに
とっても、窓口が減ることで交渉する手間が省ける利点がある。
【今後】
パリでの活動ではアタシェ・ド・プレス抜きに考えられないという。日本
と違い、各国の小売店バイヤーにコレクションや展示会に声をかける
のも彼らである。単に、広報、販促だけでなく、営業面のサポートもす
る。優秀なプレスを見つけることが、成功への道だそうだ。
プレスの優劣で、ビジネスも変わる。成功している会社やブランドの
多くが、プレスの機敏な行動によるもの。ファッションは雑誌が強い
ので、貸し出しなどの対応の速さや明快なコメントの対応能力で雑誌
での露出が増える。雑誌関係者も人間、対応次第で記事の扱いも
大きくなる。
メディアが分散化する今後は、破格値の衛星放送、インターネット、デ
ジタル放送などの広告や番組内での紹介なども効果が出る。予算の限
度もある中で、どのメディアを選択するか?で人気度が変わる。理想は
全メディアに一斉に露出するのが、効果的だ。
プレス担当者は、全メディアの特性を熟知しないと逆効果になる。アメ
リカのブランド戦略は、ビルボードからインターネットまでありとあらゆ
るメディアを利用する。飛行機の機内誌に必ず掲載するブランドもある。
決定権は経営陣だが、選別作業はプレスが行う。小さな洋服のしみ
から新商品、新ブランドのプロモーションまで守備範囲はどんどん広
がる。経験、知識、知恵、人間性など総合力が問われる職種だ。
投稿者 kaz : 用語データ一覧