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2005年02月14日
マヌカン【mannequin】フランス語
マヌカンとは、衣服を身に着けたり、化粧品を使ったりして見せて、
商品の宣伝・販売をする女性のことをいう。
英語のマネキン・ガール(mannequin girl)も同じ意味。
流行服などを着せて店に並べる等身大の人形をマネキン人形という。
【語源】
フランス語で mannequin と書くので、どうしても英語読みでマネキン
になる。服飾辞典によるとマネキンは、1)マネキン人形 3)裁断に用
いる人台 2)洋服、化粧品などの宣伝、販売している人とある。
「マヌカン」も同じ意味を有しているが、一般的にはモデルのことを言う。
英・仏の発音の違いで、混乱することがある。
【沿革】
19世紀までは、マヌカンはメゾンの専属で、プロモーション活動をした。
ただ、推測するに今のように動きのあるショーではなかったかもしれない。
マネキン人形そのものだったかも。
【現状】
近年は独立した職業で、モデル事務所に属している人が大半。特に、有名
デザイナーのマヌカンになることは難しい。奇麗なスタイルと裏腹に時代
を感じる雰囲気が要求されている。ただ、コレクションのテーマで採用さ
れるラッキーな人もいる。逆が多く、2シーズン起用される人は少ない。
世界的には21歳がピークと言われている。京都の舞妓さんに似ている。
あとは、スーパーモデルのように名前を売り込んで、別の仕事をするのが
賢明か。日本でも、事務所としては10代の内に芸能界にデビューさせると
ことのが主流になっている。雑誌モデルと違い、厳しい世界だ。- 99.2.11
【日本の場合】
雑誌アンアンが、1983年頃に販売員を「ハウス・マヌカン」とネーミング
した。スタイリストブーム、デザイナーブームの火付け役がついに現場に
スポットライトを浴びせた。これが大当り。販売員が人気職業になった。
当時はブティックの店員が、自前の洋服で他ブランドを平気で着ていた。
ただ、低賃金に加え、洋服代を給料から引かれるため、社会問題になった。
しかも、「夜霧のハウスマンカン」というパロディ演歌まで出てしまった。
【今後】
コレクションのモデルは、ウォーキングや言葉を使わない演技力が要求さ
れる職業だ。80年代は世界的に通用するモデルがいたが、最近は少ない。
洋服を魅力的にバイヤーに見せると言う厳しい社会に入れる人が少ない。
モデルとマヌカンを日本流に使い訳たらどうだろうか?スーパーモデルの
ように年収1億円以上とれる逸材はいる。「モデル」と言う響きは安っぽ
過ぎると思うのだが。「私、モデルやってたの」と言う女の子に良く逢う。
ガングロ、タラコ口の子まで自称モデルの時代、職業として考えてしまう
のもうなずける。
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投稿者 kaz : 用語データ一覧