« ミュール 【mule】フランス語 | メイン | レタード 【lettered】 »

2005年02月17日

ランジェリー 【Langerie】


スリップ
ランジェリーとは、女性の装飾的な下着類のことをいう。
薄地のスリップ・ネグリジェなど婦人用の下着や寝室着。

・参考資料
 大辞林
 大辞泉
 ファッション辞典
 ランジェリー関連リンク集
・通販サイト
 インナーウェア


【語源】

今では下着を意味するフランス語のlangerieが、世界語として共通に使われ
ているが、リネンをフランス語でラン(Lin)といい、それが語源でlangerieにな
ったと言われている。肌に優しいリネンが下着素材として愛用されたのがい
きさつらしい。

装飾性のある下着をランジェリー、肌着をアンダーウェア、基礎下着をファウン
デーションと区別している。ランジェリーのアウター化は、装飾性があることで、
キャミソールやタンクトップとして街着として定着した。

【歴史】

20世紀初頭の1906年にポール・ポワレが、コルセットから女性を開放し、新
しいストレートな女性服を提案した。実際に普及したのは、第一次世界大戦
後だが。それまでは、フランスの女性はランジェリー(洋服の下に装着するも
の全て)を幾重にも着るために、半日もかかったと言うから、呑気というか効
率が悪い生活を強いられていた。

コルセットを止める変りに、ブラシエール(英語のブラジャー)が誕生した。
20世紀初頭にランジェリー革命と言っても過言でないほどの変化が起こった。

1978年頃に、タンクトップやキャミソールなどが大流行し、本格的な下着の
アウター化が始まる。

【今後】

何でも定着、定番化をすると過去の論議が嘘のように、日常化される。「下着
業界も肌感覚の人工素材を使って、胸を大きくすることを考えているみたいで
す」とファッション関係の女性達から聞いた。ランジェリーと言う概念が消えて
しまうほど、進化していることに驚かされた。

補正や付加によって、シルエットが大きく変わる世界がいいのかどうか分から
ないが、少なくともコンプレックスがなくなることで、楽しい毎日が送ることが
出来るのだから誰も文句は言えない。

20世紀初頭が、下着を開放することで革命が起こったとすれば、21世紀の初
頭に下着革命が起こる予感がする。オリンピックで水着の変化に驚かされた。
つなぎ型のようなデザインが、ランジェリーの主流になるかもしれない。

洋服とランジェリーの関係は家族のようなものだが、実際はバラバラに開発さ
れて商品化されている。業界を横断できる仕組みを作りたいものだが。
 witten 16 Oct 2000 By K.INOUE

●参考資料:
 ━━━━━━━ Paul Poiret ポール・ポワレ(1879-1944年) by 産經Web

 第1次大戦前のパリで最もファッショナブルとされたデザイナー。ウォルトの元
 から独立し、今世紀初頭に流行した、すそを極端に詰め、細くて歩きにくい「ホ
 ブル・スカート」を創案した。その後は単純で着やすいドレスをモットーとし、ト
 ルコのズボンからヒントを得た柔らかい「ハーレム・スカート」や、イスラム教の
 尖塔のように細長い「ミナレット・シルエット」などのオリエンタリズムを紹介した。
 婦人服にモダン・アートの雰囲気を最初に送り込んだとされ、「次の世代の女
 性はズボンをはくだろう」と予言している。 ( 産經Web より )

投稿者 kaz : 用語データ一覧