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2005年5月21日
ポロ・シャツ 【Polo Shirts】

ポロシャツとは、鹿の子編みの襟付き、短冊開きに2つボタン、
提灯袖、左胸のポケット、裾の両脇に入れられたスリットがあ
るデザインのことをいう。本来はフランスで考案された「テニ
ス用シャツ」で、それが英国のポロ競技者にいち早く愛用され
たためにこの名が付けられた。

フランスの花形テニスプレーヤーだったルネ・ラコステ
(Rene Lacoste 1904~96)が生地に吸湿性と通風性を兼ね備え、
熱が発散しやすい鹿の子編みの折り襟、短冊開きに2つボタン、
そして袖口をやや絞った提灯袖(ランタンスリーブ)、左胸の
ポケット、裾の両脇に入れられたスリット(切り込み)などの
デザインを考案し、英国で作らせたのが始まりだという。
「ポロ」は、古代ユーラシア言語の"bhel-"(膨らむ)を語源とし、「球」の意味でチベット、カシミール地方を経由したもので、英語にもなっている"ball"とは姉妹語にあたる。
競技のポロは、中央アジア発祥で、馬に乗ってマレット(槌)で球を打ち、相手のゴールに入れるものである。もともとは神に捧げる勝利を祝うための競技で、敵の頭部を球代わりに使うこともあった。インドでは16世紀中盛んに行われた。英国に伝わったのは19世紀になってからで、1854年に駐留英国軍の将校とインド人との親善試合が行われ、1872年に、英国本土としては初の競技団体(モンマウスシャー・ポロクラブ)が創設された。
英国に伝わった当初のポロ競技では決まった服装はなく、またニットが発達していたため、丸首やタートルネックも多かった。また競技中、襟付きのシャツでは風で顔や首に当たるため、シャツの襟の先端(襟先)にボタンホールを空けて、身頃に付けたボタンで留めるボタンダウンスタイルも開発された。しかし20世紀に入り、フランス発祥の「テニスシャツ」が登場すると、ポロ競技用として積極的に取り入れられ、そのまま「ポロシャツ」として定着された。(資料:繊維用語辞典より)
ポロは約2500年前ペルシャの地で生まれた。広い野原と馬さえいればゲームができるので人気のスポーツとなり、チベットやインドへ広まっていった。「ポロ」の語源はチベット語の「Pulu(ボールの意)」。19世紀、インドに駐留したイギリス連隊がポロを知って、ゲームの面白さだけでなく、若い騎兵隊の訓練にも適しているとすっかり気に入り、ポロをイギリスに普及させた。(資料:志摩夕美のおもしろカナダライフより)
【参考資料】
ルネ・ラコステ(Rene Lacoste 1904~96)
POLO、POLO図形、RALPH LAUREN、出所の誤信・混同、商標法4条1項15号
志摩夕美のおもしろカナダライフ
繊維用語辞典
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投稿者 kaz : 用語データ一覧