June 23, 2004
静けさ

人の波が押し寄せる。怒涛のように押し寄せる。上へ下への大騒ぎ。
「東京の人には、表情がない」と京都の人から言われた。
高村幸太郎の「千恵子は東京には空がないといふ、ほんとの空が見たいといふ。」
の一節を思い出した。東京には顔が無い。
耐えに耐えた苦しみや悲しみを心の内に秘めてしまった。
今にも切れそうな寸前の状態。苦悩、怒り、激怒がわかる。
革命前夜のような静けさなのだろうか。
市民の手によって成功したフランス革命。
自由、博愛、平等の精神は、パリっ子の心に今でも受け継がれている。
誰もが、政治も経済も市民の手中にあると確信している。
「お上」意識の強い日本は、権力者や役人の思うがまま。
市民の力で何もしてこなかったといっても過言ではない。
でも、もう我慢できないところに来ている。そんな予感がしてならない。
何かが起こりそうな東京。エキサイティングであって欲しい。