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July 15, 2004

洋裁

洋裁

戦争の悲劇は、時代とともに風化していく。戦争は終わったけど、
着るものがなかったという頃、女性達は買い出し、家庭菜園、戦死や
未帰還によって男性が減少し、鉄道、工場、建設現場といった職場に
進出するために、活動的な洋服が必要だったという。それによって、
和服や着物は、日常の生活から消えたと小泉和子氏は、著書「洋裁の
時代―日本人の衣服革命」
の中で述べている。

イラクなどアラブ社会もいづれ、そうなるのだろうか?自国の文化を
捨て、欧米の生活様式に従えば、失うものも多い。昭和50年以降、
既製服の普及によって、家庭からミシンが消え、洋裁学校も洋裁店も
役割を終える。この本を読むんでいると、毎年毎年、すごく大切な
ものやことを失っているように思える。便利さの裏側にある大切な
助け合う心を失っているような気がする。