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April 05, 2005

哲学っぽい社会に

哲学っぽい社会に

生地には、裁断したあとに残る半端な布切れの「はぎれ(端切れ)」が必ずある。着物地
の場合は、何かの都合で解体されてしまった「はぎれ」が、50センチ四方くらいで売ら
れている場合が多い。昔は、お手玉などに再利用された。今は、バッグから洋服まで様々
に再生する。ちりめんや帯等の和布のはぎれ販売の専門店もある。また現在は、循環型社
会を構築するための3R技術が盛んだ。

3Rとは、(Reduce, Reuse, Recycle:リデュース、リユース、リサイクル)の3つのこと。地球温暖化防止のための国際的なルールである「京都議定書」が平成17年2月16日に発効し、日本では二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を2008年から2012年の間に1990年比で6
%削減するという義務が課せられた。これによってますます、リサイクルが加速している。
日本は、江戸の頃から循環型社会の先端都市だったという。食器も土で出来た陶器を使う
ことで土に返す。循環型とは、輪廻の発想。生まれたところに返すのが自然。物は、常に
元に返すのがいい。実は、哲学っぽい社会になっている。

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