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April 09, 2005
就職の道を絶っておきながら

大手町などのビジネス街界隈では、4月早々だというのに、就活が始まっている。一見、
新入社員たちのフレッシャーズだと思ったが、黒のタイトスーツに白ブラウスの衿を立て
て、不器用に着こなしている女の子をちらほらと見かけた。黒髪、黒ジャケットにタイト
スカートのスーツ、そしてほぼ全員が、コンパクトな書類かばんをぶらさげている。没個
性なだけに、容姿だけが目立つ結果になる。プチ整形や笑顔つくりに余念が無いのも、う
なずける。
最近になってリストラもほぼ最終段階になったのか、団塊世代が定年を迎え始めてのか、
雇用が拡大しているという。喜んでばかりでないが、若年層が正社員として就職できる機
会が増えそうだという。どんなに能力があっても正社員として就職できず、フリーターや
派遣社員に甘んじている世代がいる。すでに30歳に手が届く。日本経済が谷間を作って
しまった不毛時代だ。
そんな逆風にも関わらず、IT企業を立ち上げ、成功している起業家たちもいる。大人たちの身勝手で、就職の道を絶っておきながら、独立した若者達が、会社を大きくしようとすると邪魔をする。いかがなものだろうか。支援するのが大人だ。どちらにしても、有能な若者達が生産性のある民間企業で活躍することが、日本経済を活性化することだけは確かだ。