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July 29, 2005
自然の際にいる

怖いものの例えに地震、雷、火事、オヤジがある。オヤジに変わって台風も怖い。先日、
震度5の地震が首都圏を襲ったが、台風7号も26日夜、房総半島に上陸した。自然とふ
れあいながらも平穏な生活を確保しているが、自然は時として人間に牙を向く。それでも
山に海に憧れて住みたくなる。雑誌「ターザン」が、海に住む理由、山に住み理由を特集
していた。自然の中で遊び、鍛えると人生が楽しくなるというもの。
その「ターザン」に日本を代表するシーカヤッカーで海洋ジャーナリストでもある内田正
洋さんが、「海の際に住むというのは、自然の際にいるってことだ。海は自然そのもの。
自然は容赦してくれない。だから覚悟が必要だし、畏敬すべき存在に感じられるようにな
る」と書かれていた。危険も多いが、それ以上に自然から得るものが多い。安全に安全に
と思っていた都市生活も堅牢に見えて、実は脆いかもしれない。考えさせられた自然界の
悪戯だった。