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August 18, 2005
モノを大切にする

「スターウォーズ」のR2-D2のような精密なロボットもいいが、50年代のゼンマイ
式のブリキ製ロボットが人気らしい。そもそもブリキ【blik】は、薄い鋼板に錫(すず)を
めっきしたものでオランダ語。ひょっとして江戸時代からあったのかもという疑問は、事
実の前にかき消された。ブリキ製のおもちゃは、明治時代にドイツから輸入され、日本で
も作られるようになっていったという。でも、1960年代の後半頃には、超合金製やプ
ラスチック製が主流になってしまったというから、幼年時代に遊んだ人は意外に少ないの
かも。
ブリキといえば、北原照久さん。ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に知
られている。大学時代にスキー留学したヨーロッパで、ものを大切にする人たちの文化に触
れ、古い時計や生活骨董、ポスター等の収集を始めたのがきっかけだったという。1986
年、横浜山手に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館し、テレビ、雑誌等に登場。単なるコレ
クターの域を超え、コメンテーターとして活躍している。一芸に秀でるもの、すべての業界
を制するのかも。