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October 06, 2005
真実を知る勇気

中華人民共和国建国の父である毛沢東(もう・たくとう)の像とバッチがショップのウイ
ンドウに展示されていた。中国語でマオ・ツォートン(Mao Ze-dong 1893-1976)という。
小学校卒業後、家業を手伝い、14歳で結婚をしたというから驚く。数年後妻が死去した
が、16歳で故郷を離れ、師範学校を卒業後、1921年に中国共産党を創立する。
1966年に毛沢東が発動した文化大革命は、1960年代後半から1970年代前半ま
で続いた。遠回りをした中国近代化の歴史でもある。
犠牲者が2000万人以上とも言われている文化大革命では各地で大量の殺戮が行わた。
その実動部隊が、紅衛兵(こうえいへい)と呼ばれた団体。特に十代の青年や学生を中心
にした少年少女が続々と加入、大規模な武闘を繰り返すようになり、毛沢東にも統制でき
なくなったとまで言われている。その紅衛兵のバイブルは、赤い冊子の「毛沢東語録」。
知識人にとっては、教育の恐ろしさを知った一冊かもしれない。ムードやブームに乗りや
すい世の中だけど、冷静になって判断することが必要。真実を知る勇気も。