October 11, 2005
カウボーイ経済

ウエスタン風ステーキハウスの軒下にスタッフTシャツが吊るされていた。カウボーイが
やってくるのを待っていたかのような光景だ。ところで、2003年12月に米国でBS
E(牛海綿状脳症)感染牛が見つかって以来、牛肉の輸入を中止してきた。格安の牛丼や
牛タンなどのチェーン店が大打撃を受けた。米国産牛肉の輸入が2005年12月にも再
開される見通しが強まったという。牛肉好きの人には朗報だ。カウ柄のTシャツが流行る
かも。
アメリカの経済学者ケネス・E・ボールディング博士は、1966年の「宇宙船地球号」
(Spaceship Earth)という講演で「カウボーイ経済」と「宇宙飛行士経済」を提起した
という。資源の枯渇など全く心配することなく開拓を続け、草原が枯れても、西へ西へと
移動すればいい、と考えるのがカウボーイ経済。もうひとつは、宇宙船の中の物はすべて
有限で、特別な工夫をしない限りいつかなくなる。人間が出す炭酸ガスや排泄物は宇宙船
内部を汚染する。廃棄物を生産過程に還元するようなシステムを開発し、生態系を破壊し
ないことが宇宙飛行士の経済だという考え方だ。相変わらず、米国のブッシュ大統領はカ
ウボーイ経済を続けているという。