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October 12, 2005

路地裏

路地裏

昔は、どの町にも路地裏があった。そこに猫がいた。今は、24時間厳重な警備体制の町
になりつつある。どの商店街にも防犯カメラが設置され、見張られている。警察は合法的
に盗聴だ出来る。気がつけば、完全にプライバシーを管理されているようになったのかも
しれない。ジョージ・オーウェル(George Orwell)が1949年に書いた全体主義国家に
よって統治された近未来世界の恐怖を描い『1984年』を思い出す。反抗も反対も出来
ない社会が作られる恐怖。それは、現実になりつつあるのかもしれない。

『イル・ポスティーノ』で有名なマイケル・ラドフォード監督が、実際に1984年にな
って映画化した『1984』を観たことがある。悪夢の管理国家体制を描いたドキュメン
タリータッチの映像は、催眠術にかかったかのように現実に思えてきた。また、同じ監督
が描いた、チリから亡命してきた世界的詩人パブロ・ネルーダと郵便配達の青年の交流を
描いた『イル・ポスティーノ 』もビデオで観たことがある。こちらは、イタリアの小さな
島のライフスタイルがとても今っぽい。まさにロハスな生活でした。

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