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November 26, 2005
美人画

インターナショナルだなと思うことがある。歴史と伝統のある浮世絵風の看板があった。
あえて、江戸時代の感覚を取り入れることが国際社会の中でアイデンティティを誇示する
方法だから。美人画
といわれるジャンルの浮世絵をじっくり見ていると、絵師だけでなく、
彫り師、摺り師など様々な名前が描かれているだけでなく、いかにも広告のような髪用の
化粧品名も登場している。すでに、ホームページのような感覚が出来上がっていたのかも。
東京国立博物館で12月4日まで「北斎展」を行っている。江戸時代末期、フランスの画
家に送られた伊万里焼の包装紙として渡られた北斎の絵が、マネやドガ、ゴッホと言った
当時の画家たちに多大な影響を与えたという。葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景
」の神奈
川沖浪裏という版画は、大胆な構図とリアリティのある動画のような彩色によって、洗練
された美しさを今なお残し続けている。こうした文化の違いこそ、国際社会の中で優位に
たてる手段でもありそうだ。