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February 01, 2006
昭和という時代

昭和33年を舞台にした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の上映延長が決まったという。
ビッグコミックオリジナルで連載されている西岸良平(さいがん・りょうへい)さんの漫
画が原作だとか。原作の「夕焼けの詩―三丁目の夕日」は、1974年から連載している
というから超ロングセラーだ。昭和といえば、銭湯の壁は、富士山と決まっていた。雄大
で優雅なシルエットの富士は、庶民の心の中に住みついていたようだ。昭和という時代に。
東京・大田区に「昭和のくらし博物館」がある。「洋裁の時代―日本人の衣服革命」の著
者でもある小泉和子さんが書いた博物館の解説本も出版されているので、それで事足りる
かもしれない。また、東京・青梅市に「昭和レトロ商品博物館」がある。青梅市全体が、
昭和レトロそのもの。特に、映画の手描きの看板は誰もが感動する。確かに、我々が失っ
たものは多い。昭和という時代に置き忘れたモノやマインドがあっても、より洗練され、
高度な技術によって、新しい文化を創っていることも事実だと思う。新しい富士山の表現
が誕生するように、平成の思い出つくりをしている最中だと思うのだが。