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February 12, 2006
転換期の作法

3月26日まで東京都現代美術館でポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現
代美術を扱った「転換期の作法」展を行っている。美術と言ってもビデオ・アートが数多
く出品されているので、全作品を観るためには2~3時間の余裕があった方がいい。また、
講演会もあり、東欧の劇的な政変前後の様子や、ナチスによる虐待などを超えた歴史的な
背景などを講師から聴いた上で、観ると面白さが倍増する。
海外の人からみた日本という単純なことが、意外に面白い。パヴェル・アルトハメルさん
は、東京、大阪、広島の3都市を両親と日本人ガイドと6日間で旅行する様子を父親が撮
ったビデオを編集して出品。これが、新鮮に映る。洞察力や観察力は、千差万別。最も
日常的なことが、実は最も非日常的に映る。クリエイターというものは、美術に限らず、
日常を劇場化できる人たちだと思う。その意味でも、この展覧会は、面白い。