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February 13, 2006

ヴィクトリア朝

ヴィクトリア朝

春夏物が店頭を賑わす季節になった。女性達は、春夏のトレンドに夢中だ。19世紀後半
の英国ビクトリア女王時代にみられたスタイルのビクトリアンが、昨シーズンから注目さ
れている。戸矢理衣奈さんが書いた「下着の誕生―ヴィクトリア朝の社会史」によると、
ピアノの「脚」をも隠蔽したモラル厳しき時代、衣装の下は三キロを超える重装備だった
そうだ。当時の女性は、着る=苦痛を味わったのかもしれない。

20世紀初頭、子供服や人形の服をアレンジした服が人気で、ベビードールと命名された。
21世紀初頭には、またたくまに街着として定着した。肌着だったTシャツが、街着にな
ったように内(家)から外(街)へと垣根がなくなっていく。「下着は時代の刻印だった」
ベアトリス・フォンタネル氏という。「男の子はなぜ女の子より劣るのか」2月8日発
売のニューズウィークの特集は、性差がなくなる危険性をも感じる。境界が薄れたボーダ
ーレスの怖さも感じる。隠す部分は隠すのも、必要かも。

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