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April 11, 2006
ナチュラルでワイルド

表参道ヒルズの緩やかな坂を登っていると西部劇の映画のセットのようなディスプレイに
度肝を抜かれる。イタリアのトップブランド「Dolce & Gabbana(ドルチェ & ガッバーナ)」
の店頭は、まるで牛舎のように麦わらが積まれたナチュラルでワイルドなもの。1960
年代に流行したイタリア製西部劇「マカロニ・ウエスタン」を思い出す。欧米では、スパ
ゲッティ・ウェスタン(SPAGETTI WESTERN)と呼んでいたというのもうなずける。セルジオ
・レオーネ監督の出世作「荒野の用心棒」は、クリント・イーストウッドの活躍もあるが、
大ヒットした。
美術的で大胆な構図は、人の心を魅了する。マカロニだろうが、スパゲッティだろうが、
様々な意味でブランドが、変わろうとしているのかもしれない。エキサイティングで、
わかりやすい、シンプルでエレガントなデザインは、大衆を魅了する。スペインにおされ
気味なイタリアも大きく変わる転換期。困ったら、原点に戻る。基本中の基本。坂を登る
ようにゆっくりと変化するのがいい。