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May 09, 2006

ブランドの重み

ブランドの重み

スペイン王室御用達のブランド「LOEWE」(ロエベ)は、創業160年だそうだ。1846
年にドイツ人のエンリケ・ロエベ( Heinrich Rossmann-Loewe )がマドリッドに革製品
専門店を開店した。百年間を一つの業態で続けることが、困難な時代になった。様々な外圧
を避け、それでも事業拡大していく能力も必要だ。先日、手作りかばんの「一澤帆布」が、
経営権をめぐり決裂した。前社長の一澤信三郎氏が、新しいブランド「一澤信三郎帆布
を立ち上げる結果になった。ブランドは、内部から崩れることもある。

どうあれ、日本も世界に通用するブランドを継続する仕組みや方法を考えなければ、無駄
になる。「ソニー」「トヨタ」「任天堂」など世界で通用している。「京都」も有名ブラ
ンドの一つ。伝統が作るブランドの重みを感じる。これから多くのブランドがアジアに
進出する。業態を継続する忍耐力とビジネス・チャンスに強い運も必要だ。しかし、何
よりも大事なのは、商品力。それがなければ、ロエベのように160年続かない。スペイン
の底力を感じる。