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July 19, 2006

ウインドー・ショッピング

ウインドー・ショッピング

綺麗に陳列されたガラス張りの飾り窓のショー・ウインドーを見つめている女性がいた。
昔、階級社会の色濃いヨーロッパでは、経済的に恵まれないために憧れの洋服を外から見
てるだけの女性が多かったと聞く。それが本来のウインドー・ショッピングだ。現在では
考えにくいが、下流社会でなく、下層社会になればそうなる。「マッチ売りの少女」のお
話を思い出してしまうが、階級社会に向かう日本は、下層が出来る可能性がある。だから
こそ憧れるようなモノを作ることが大事だと思う。「いつか着てみたい」と憧れる洋服を
作ることが。ただ、ショー・ウインドーを見るだけの人が増えるのも考え物だが。

ところで、「ザラ」はスペインのブランドだが、スペインが西欧型の議会制民主主義国家
になったのは、1975年のことだという。内戦とフランコの独裁政治から脱却し、国内
総生産 (GDP) は世界8位になった。それでもフランコは、「1953年頃から観光収入の
増大で、国際収支が黒字に転じ、遅れていた主要産業も発展し始め、スペイン史上初めて
中産階級と呼べる層が出現させた」という。中産階級が減ってしまう日本は、逆行している
のかも。

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