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May 31, 2008
アートとファッションの関係


アートとファッションの関係は、どんどん近づきつつある。ニューズウィーク日本版最新号でも「高級メゾンはアートで売る」という特集を組んでいた。アートからファッションに近づいていることもある。6月1日まで銀座の「OギャラリーUP・S」で開催されている「齋藤千明展」は、紙衣(かみこ)で作った洋服を纏う(まとう)木彫のオブジェが並ぶ展覧会だ。ファッション展と思われるほど、美しく、いきいきとした洋服が展示されていた。
東京芸術大学卒業の齋藤千明さんの制作・作品コンセプトは、「空蝉のかたち」ー虚像を纏うー。「時として心地よく群棲する為にマス・ファッションという迷彩を纏い身を潜めてもいる。漠たる姿から原型を掘り起こし、それを基にした外殻を纏うことにより、ヒトの本質を表現できるのではないかと考えた」という。哲学的で、詩的な表現に、ファッションがとても、崇高なモノに見えてくる。アートとファッションは、益々深い関係になっていく予感がした。