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August 31, 2004
小町娘

久々に、キャンプの食料を買うためにスーパーに行った。そうしたら、
小町娘がニコニコ微笑んでいた。お米の秋田小町のキャンペーンの最
中だったようだ。平安朝の女流歌人・小野小町のイメージらしい。市
女笠(いちめがさ)に薄絹を垂らした姿になると、現代っ子のキャン
ペーンガールもしずしずとした、おしとやかな感じになるから不思議。
平安時代の雅(みやび)の世界が、喧騒なスーパーの食品売り場で繰
り広がれているミスマッチに驚きと面白さを感じた。
市女笠とは、菅または竹で編んだ漆塗りの笠のことで、平安時代以降
の晴雨兼用として使われた。市女(物売りの女)が用いていたもの。
のちに広く女性の外出用として使われるようになったらしい。実は、
着用している小袖(こそで)は上流階級の武家婦人の礼服。顔を隠す
ための薄絹なのか、UVカットの日よけ用なのか定かではないが、ベ
ールのような薄布一枚で全体のイメージが変わることは確かだ。ちな
みに、小野小町の生誕の地は、秋田県雄勝町とか。
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August 30, 2004
民家

下北沢には、民家が多い。だから、居ぬきでそのまま、店舗にしている
店がある。時代の生き証人のような民家は、当時のライフスタイルを彷
彿とさせる。最近は、ほとんどの家がアルミサッシだが、窓枠やガラス
に凝った細工が施されていることを思うと個性的で、家主のセンスが、
問われた時代だったのかも。
茶沢通りをはさんで、東側の代沢は、佐藤栄作や竹下登、土光敏夫など
政財界のドンが住んでいた高級住宅地。陸軍関係の施設が多かった世田
谷でも、代沢は軍人家族の宅地用として造成したところだったとか。今
でも、敷地面積が200坪くらいの家がある。超リッチな代沢と庶民の
街、下北沢が同居している。下北沢周辺を散策すると必ず、新しい発見
がある。民家が、お洒落な店に変わる秘密がある。残しておきたい建物
がある。残しておきたい人情がある。
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August 29, 2004
西部劇

なぜか、「最驚!ガッツ伝説」を出版したガッツ石松の「OK牧場」が
人気だ。1950年代頃、西部劇(Westerns)の「牧場」が付いたタイ
トルのテレビ番組の人気だった。特に、現テレビ朝日系で放映した米国
NBC製作の「ララミー牧場(原題:Laramie)」は、日本の茶の間に
あっという間に定着した。チンパンジーを起用したバヤリース・オレン
ジのCMや西部劇の雑学を解説した淀川長治氏「西部こぼれ話」も、人
気の秘密だったとか。
西部劇では、白人がインディアンと戦って勝利するのが、定番。現実に
は、19世紀初頭に約115万人いたネイティブ・アメリカン(インデ
ィアン)の人口が、70年後の1870年には25.000人に激減し
ている。今思えば、恐ろしく身勝手な侵略者のヤバい内容だ。いづれ、
アメリカに楯突くイスラム系の人たちも、こういう風に侵略戦争で激減
してしまうのかも。歴史は繰り返す。
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August 28, 2004
古道具屋

あてもなく歩いていると古着屋さんというより、昔懐かしい古道具屋
さんを発見。通りすがりについつい立ち止まり、使うか、使わないか、
わからないものを買ってしまう雰囲気がある。結構、無駄なモノほど
愛着があり、物語が付加しやすい。リサイクルとかリフォームとか今
風に言ってしまうと寂しくなるような気もする。古道具という言葉が
合う店もある。
魚柄仁之助(うおつか・じんのすけ)という数多くの著書を出してい
る有名な古道具店経営がいる。彼いわく、古道具店は儲かるという。
「ひと月9000円の快適食生活」など食文化研究家としても有名な人。
人生を謳歌するという哲学が、ひしひしと伝わる。「家柄も、金も、
学歴も、なーんももたん田舎モンですら、ここまで楽しく生きてゆ
けるってことを知って下さいまし」と本人の言葉。古道具の奥の深
さを感じた。すべてのモノは道具に過ぎないのに、愛が潜む謎。
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August 27, 2004
自販機

都市部だと十メートルに1台くらいありそうな感じがする自販機。
日本では約750万台あるそうだ。世界一のアメリカが約760
万台だそうだが、土地が広いので比較にならない。大半が飲料関
連の自販機だが、デザイン面で街の環境を壊しているような気も
する。アメリカのGatoradeのような自販機は、ブランドを単一に
絞り込み、味覚の変化だけで勝負しているために見た目がきれい
な気がする。
ところで、Gatorade(ゲータレード)は、1960年代にフロリ
ダ大学のアメリカンフットボールチーム「フロリダ・ゲーターズ」
のチームの成績不振から開発された世界で初めてのスポーツドリ
ンクとして有名だ。コンセプトがしっかりしているために、デザ
インがわかりやすい。すべてに言えるのは、デザインは、シンプ
ルで理解されやすい方がいいということかも。これが難しい。
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August 26, 2004
レンタルBOX

東京・下北沢にあるレンタルBOX「はこ☆スタジオ」が静かなブ
ームのようだ。20から40センチ四方のボックスを一ヶ月単位で
借りて、誰でもが出店できる点が今風かも。一ヶ月八千円程度だか
ら、売れなくても納得できる。手作りアクセサリーなどが、適して
いる。インターネット的な気軽なノリを感じる。
レンタルBOXは、路面店が多く、クリエイターの集まりやすい街
には、あるのかも。若年層の就職難、フリーターの増加、スローラ
イフの流行など様々な要因が絡んで、このビジネスが登場した。
発表の場だけではなく、ビジネスの場を提供して点に、将来性があ
ると思う。洋服専門のこうした場があれば、有能なデザイナーが、
フリーターで終わることはないのだが。
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August 25, 2004
英国調

夏の終わりを告げると、トラディショナルな英国調に戻る秋の慣わし。
すぐに街路樹の枯れ葉が舞い、乾いた北風が街行く人に秋冬を告げる。
自由気ままなカジュアルになった心をきっちりと引き締める意味でも、
英国調のクラシックなデザインに戻って、再スタートする意味もある。
今秋は、リッチでゴージャスな毛皮のファーが、注目されているとか。
ツイードやベルベットなど秋冬の素材が登場すると、後戻りできない。
どんなに気温が暑くても、もう気分は秋冬。待ちきれないのが、本音。
女心と秋の空。気分は、英国、フランス、北欧とリゾート気分もぶっ
とんで、芸術と文化の香りを求めて、空想の世界にワープする。美し
さを求めることには、休日はないのかも。
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August 24, 2004
ライブ

ライブという言葉が、独り歩きしたのはいつごろだろうか。ライブハウ
スブームは、1976年、アマチュアバンドの登竜門と呼ばれる「新宿
ロフト」のオープンとともに始まる。烏山から始まったライブの波は、
西荻窪・荻窪・下北沢へと続き、新宿で花開いたといわれている。無名
のバンドがメジャーにあがる歓びは、ひとしお。1989年に始まった
TBS系列の音楽番組「平成名物TV・いかすバンド天国」(通称イカ天)
によって、バンドブームが起こり、全国的にライブハウスが登場する。
最近は、ストリート・ミュージシャンだけでなく、路上ライブが主流に
なりつつある。メディアに対する話題性と幅広いファンの発掘と開拓が
目的だ。ライブステージカーも効果的になり、無料で発表する場が、増
えているのかもしれない。ただ、固定ファンや熱狂的なファンができに
くい点を考えるとメリットは、わからない。木戸銭を払うことで、評価
も厳しくなる。それによって、本物だけが生き残る。ライブハウスが、
メジャーへの近道と言われる理由だ。
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August 23, 2004
演劇

なんとも妖艶なポスターを発見した。東京・下北沢の本多劇場で公演
中の「男性の好きなスポーツ」という演劇のポスターだ。セックスレ
スの時代に、あえて“真のラブ”を問う!21世紀型の艶笑劇だそうだ。
1970年代、寺山修司や唐十郎などによるアングラ演劇ブーム。19
80年代、野田秀樹や鴻上尚史などによる小劇場演劇ブームが起こった。
光り輝いている時には、尖がったファッションに影響される。今の時代
は、笑いがある劇が好まれる。
演劇といえば、風間杜夫、平田満という看板スターが出演していたつか
こうへいの「蒲田行進曲」を新宿の紀伊国屋ホールで観たことがあった。
大道具も小道具も使わないのに、劇に入り込んでしまう演出に度肝を抜
かれた。従来の演劇ファンや芸術ファンでなく、普通のOLや学生、サ
ラリーマンに人気があった。普段心のカジュアル感があったと記憶して
いる。演劇も、その時代の風やにおいを感じさせるトレンドなものかも。
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August 22, 2004
広告

今は、大型ビジョンの時代だが、駅前の看板に大々的に掲げられた映画
と雑誌の広告が新鮮かも。ひとつは、来日中のマイケルムーア監督のド
キュメンタリー映画「華氏911」。もうひとつは、創刊の女性誌「PINKY」。
どちらも秋の始まりを告げているように思える。違和感を覚えながらも、
我慢して生きている現代人にとって、体制を正面から批判できる人や集
団の存在は、うらやましい。
夏のもうじき終わる。店頭には、秋冬物が並び始めている。むせ返るよ
うな暑さが残っていても、秋はすぐそばに来ている。草花や野生の動物
は、冬に備える準備が終わっているのだろうか。色を秋色に染め始める。
葡萄色、栗色、乾いた砂色、深い緑色、曇り空の鉛色など秋色に染まる。
どんなに騒いでも体制の変化や問題の解決は、起こらないかもしれない
が、季節のように自然と変わることもある。洋服は、季節毎に新しい感
じになる。
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August 21, 2004
麦酒

猛暑の今夏は、発泡酒、麦酒とも絶好調の売り上げだった。麦酒でも、
米国のミラー社のジュネイン・ドラフト(Genuine Draft)は、コク
がある甘めの味で、飲みやすいビールで評判らしい。英国でパブに入
ったはいいものの、ビールに様々な種類があることを知らないので、
注文するときに、戸惑った経験のある人は多いと思う。ビールは、自
分でコーディネートする飲み物なのだと知る。
ところで、ミラー社のホームページを開けると生年月日を打たなけれ
ば、入れないシステムになっている。21歳未満は、アルコール関連
のページを閲覧できないようになっている。日本のサイトは、トップ
ページにアルコール類が全アイテム登場する。簡単に騙しても入れる
が、抑止効果はある。未成年に対する配慮の必要性を感じた。素敵な
大人になるためには、マナーが必要かも。
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August 20, 2004
子供のための

NICKELDEON(ニコロデオン)は、世界156カ国で放送されている、
アニメ、ドラマ、ゲーム、バラエティと全てのジャンルを網羅した
アメリカの子ども向け総合チャンネルだそうだ。ドラえもん、モー
ニング娘。、ズッコケ3人組、吉本、ジャニーズなどが総合的に子
供の視点で製作されているようなもの。幼児からローティーンの子
供までをイメージ統一しながら、網羅している点がすごい。
日本のアニメは、子供だけでなく、大人も楽しめるようなストーリ
ー優先型の万人向けが多いのに比べ、子供だけをターゲットにして
いる点が違うのかな。確かに、日本では、子供を扱ったドラマはあ
っても、子供のためのドラマやバラエティ番組が少ない。番組のコ
ンテンツ作りに苦労している地上波デジタルの悩みも解消できるの
は、小中学生だけをターゲットにした総合番組かも。成功すれば、
ファッション・ビジネスも潤うはずだけどね。
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August 19, 2004
登山


上高地のバスターミナル周辺は、雨にもかかわらず、一般の観光客だ
けでなく、ハイカーや登山愛好者などビギナーからベテランまで、様
々な山や自然を愛する人たちでごった返している。重いリュックを背
負っているのは、ほとんどが高齢者の方。登山は、高齢者に大人気なの
だ。装備もお道具も名門のアウトドア・ブランドばかり。テントやリ
ュック、ウエア、靴はもとより、アノラックや防水カバーだって、ブ
ランド品。強烈な印象だった。
高齢者の場合は、重い荷物を背負って歩く登山とは違い、マイペース
でゆっくり歩くことのできる山麓歩きのトレッキングが多いらしい。
それでも、山に変わりなく、完全装備しなければ、生命の危険が伴う。
一般の観光客でも、天候の変化に対応できる雨合羽やアノラックそし
てチョコレートや水を持参したほうが、安全。自然とともに生きるこ
となどできない程、文明の力に頼ってしまっていることに気づく。ど
うあれ、益々急増する高齢者のためのアウトドア関連は、ビジネスの
真ん中になりそうだ。
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August 18, 2004
古代


NHK総合テレビより
気がつけば、一日中といっていいくらい、テレビにかぶりついていた。
ギリシャのアテネ・オリンピックの入場行進のプラカードを持った娘
に釘付けになっていた。かごに紙をはり、漆・渋を塗った張りぼての
ようなスカートが気になってならない。何度も何度も観たけれど、わ
からない。なんとも、奇妙だ。
先日、縄文時代の土偶を見た。共通した何かがある。文様に対する卓
越した技術力を持っていた古代人の息吹を感じる。人間の持っている
能力の差は、それほど変化したわけではないような気になる。戦うと
言えば飢えだった頃、高度なデザイン力を持っていた。古代のエネル
ギーが蘇ったような、不思議な力に魅了されている。ある意味、現代
の心の貧しさを実感している。デザインという根本を考え直す機会な
のかもしれない。
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August 17, 2004
スローライフ

お盆(8月13日から16日の4日間)をはさんで、夏休みをとる会社
が多い。本来は、仏教の行事だったお盆が、故郷のある人は実家に帰り、
レジャーや盆踊りをして楽しんだりするために、この時期に集中する。
この時期、普段あまり昼間から見ない人たちを発見する。ゲイやホスト
らしき人たちのプライベート・シーンだ。家族団らんの姿をみて、ほっ
としたりする。集中して休むことに批判もあるが、見えないものが見え
る時期でもある。
一昔前、一定の時期に移動するので、4世紀後半から6世紀にかけたゲ
ルマン人の大移動になぞらえて民族大移動と言った。ゴールデンウィー
クやお盆の帰省ラッシュなどは、まさにそれ。また、安近短(あんきん
たん)という言葉もレジャー用語として、バブル経済崩壊後使われた。
安くて、近くて、短い休暇やレジャーのこと。いまは、スローライフ。
お盆を避けて、休暇をとる人も多くなってきた。
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August 16, 2004
VMD


庭に無造作に陳列されている海水浴グッズ。日本人は、江戸時代から
子供を宝物のように大切に育てていたという。確かに、品数のバラエ
ティさや玩具のデザイン、メカニズムなどの点において優れている。
浮き輪だけでも、キャラクター柄の変化だけでなく、デザインでも様
々な形がある。子供に対する愛情が、そのまま現れている。
最近、こじんまりとした店が多い。整然としすぎてしまっている。
われわれ客側にすると、触るのもまずい感じさえする。客のためでなく、
会社のために働くスタッフが、増えているのかも。バラエティさや手に
触れたくなる明るさ、みたいな感覚が欲しい。VMD(ヴィジュアル・
マーチャンダイジング)とは、視覚効果を狙う品揃え、仕入れ政策、棚
割り、陳列、広告、販売プロモーションなどのマーチャンダイジングの
こと。綺麗に見せるのが目的でなく、見て、触って、買ってもらうこと。
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August 15, 2004
アテネの祭典


NHK総合テレビより
夜のアテネのオリンピック開幕式をテレビで観た。ブルーのイルミネ
ーションがとても幻想的で、現地で見たかったと口惜しかった。古代
オリンピックからの歴史が、本物の人間でつづられた歴史絵巻は、壮
大で神秘的だった。人類の歴史を数十分で勉強したような気分になっ
てしまった。ギリシャが、歴史と伝統のある国家だったことを改めて
知った。
神話と実話が混沌としていた歴史の中で、美化されたもの、醜態にさ
らされたもの、悲喜こもごもな様々な人間の本性が、見え隠れする。
野外劇を見ているような錯覚させ覚えた。DJ(ディスクジョッキー)
に起用されたオランダの世界ナンバーワンのTiesto(ティエスト)も
軽いテンポで、リズミカルに式典を進行していた。意味もなく、うな
ってしまったのは僕だけだろうか。芸術性まで感じてしまったオープ
ニング・セレモニーは、体育会系の人だけの祭典ではないことを実証
した。
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August 14, 2004
トレードマーク

トレードマークを見て懐かしいという人は、40歳i以上の方が多いはず。
そう、伊勢丹のマーク。国際化する中で、アジアの買い物客も急
増している百貨店。デパートといわず、百貨店と言いたいほど、アジア
は活気にあふれている。アルファベット、ハングル文字、アラビア文
字、漢字が交差する巨大空間マーケット。
僕は、漢字の伊勢丹が、恋しくなった。とても、インパクトがある。
勢いがある。誰にも真似のできない個性がある。そんなイメージを
マークは教えてくれているような、気がする。1886年11月、神田旅
籠町に伊勢屋丹治呉服店を創業し、1924年の関東大震災後、百貨店
形式にしたという。1933年に新宿本店がオープンした。1972年、海
外第1号店をシンガポールにオープンして以来、次々に海外に進出し
ている国際企業だからこそ、トレードマークは強烈なほどいい。
1960年代まで使っていたのに。
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August 13, 2004
議事堂

国会議事堂は、誰でも見学ができる。ただし、参議院だけが公開され
ているのだが。国会議事堂は、1918年(大正7年)に広く一般か
ら設計図案を懸賞募集し、その当選作品を参考に設計が決定され、
1920年に着工、1936年(昭和11年)に17年の年月をかけ
て完成した建物。大正7年頃は、東京ですら、サラリーマンに洋服着
用を奨励し、月賦洋服を買わせていたというから西洋化が、急速に進
んでいた訳では、なさそうだ。けっこう、のんびりしていたようだ。
昭和11年4月16日、外務省はそれまで「日本国」「大日本国」「
日本帝国」「大日本帝国」とまちまちだった国号を「大日本帝国」に
統一し、すでに実施していると発表したとある。2・26事件の年で
ある。青年将校が、首相官邸、警視庁などを襲撃し、蔵相高橋是清ら
を惨殺した事件だ。翌年7月7日、蘆溝橋事件が起き、日中戦争の発端
になった。完成したばかりの国会議事堂が、効力を失い始めた頃だ。
軍部と官僚による独裁政治の始まりでもあった。子供が、国家は間違
った方向に向かわないように祈っているようにも思えて仕方がない。
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August 12, 2004
戦場

軍用ヘリに人が集まっている。日本の中のアメリカ、米軍基地のお祭り。
日本人に開放された広大な敷地の中は、治外法権の空間。神奈川県内は、
在日米軍施設が、やたらに多い。横須賀市、座間市、大和市、綾瀬市、
相模原市、横浜市と、ないところはないほど。だから、米軍基地との交
流を目的として、コミュニティを好む人たちも多い。
アメリカとの政治的バランスで日本は、平和を守っているのだろうか?
第57回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞した映画「華氏 911
(原題:FAHRENHEIT 911)」が、8月21日より封切になる。痛快な米国
ブッシュ大統領批判とアンチ戦争を唱えるマイケル・ムーア(Michael
Moore)監督のドキュメンタリー映画だ。軍人家族が、公然とこの映画
を支持したという。異国、日本にいる米兵だが、いつ戦場にいくかも
しれない不安がある。「今年は、戦争中だから盛り上がらないね」と
常連の日本人が言っていた。ここは、戦場の一部アメリカなのだ。
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August 11, 2004
金魚

誰でもが、露店や夜店でつった金魚(kingyo)の思い出を持っている。
Tシャツやバッグの図柄にもなるほどポピュラーな金魚も夏の風物詩。
1997年イランの映画「運動靴と赤い金魚」を思い出す。原題は、
Bacheha-Ye Aseman(Children of Heaven)だが、日本語の訳の方が、
叙情的で詩的な映像を的確に表現していた。貧乏だけど金魚のように
爽やかな映画だ。
金魚の歴史は古く、約二千年前、中国南部地方で野生のフナの中から
赤色のものが発見され、これを原種として、変種の選別淘汰の末、今
日の金魚に至っているという。金魚すくいの金魚の種類は、小赤とい
うものが多い。赤色や朱色が、水色に映える。今年のように猛暑だと
、涼しげな配色の洋服やプリント柄が売れる。夏場は、配色が命かも。
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August 10, 2004
祭り

夏祭りに浴衣(ゆかた)は、つきもの。今年は、着物っぽい感覚の浴衣
が流行している。甚平(じんべえ)姿の男性と仲睦まじく、お祭り会場
に向かう姿に、情緒さえ感じてしまう。カランコロン、カランコロンと
いう下駄の心地よい響きにあわせて、涼しさがやってくる。清涼感との
んびりとしたスローな動きに、江戸時代が戻ってきたように思える。
夏の風物詩となった女性の浴衣姿だが、うまく着こなせる人が少ない。
衿足というくらい後ろ姿が大切なのが着物や浴衣。衿と衿足のあいだは
、拳(こぶし)の幅くらいあけるのが綺麗に見えるコツとか。これを、
衿を抜くという。元々、着物は直線裁ちという平面的な設計で作られて
いる。立体的な人間が着るには、それなりの工夫が必要になる。着付け
のサイトなども多いので、練習したほうがいいかも。裾が肌蹴ている娘
も多い。浴衣姿の時だけは、おしとやかに。
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August 09, 2004
五輪橋

もうすぐアテネでオリンピックが始まる。五輪という言葉を見つけた。
原宿駅近所の山手線をまたぐ陸橋がある。1964年の東京オリンピ
ックの際に作られた橋なので、五輪橋という。橋の壁面には、日本が
活躍した競技の柔道や体操などの種目やアーチ状の月桂冠などのアル
ミ鋳物製のレリーフが刻まれている。立派な橋だが、気づく人は少ない。
五輪は地球上の五大陸のヨーロッパ・アフリカ・アジア・オセアニア
・アメリカを表してる。古代オリンピックは、西暦393年を最後に
1169年の歴史に幕を閉じた。その後1892年にクーベルタン男
爵の提唱によって復興。1896年に、オリンピック発祥の地ギリシ
ャ・アテネで第一回オリンピックが開催され、2004年再びアテネ
で第28回オリンピックが開催される。古代オリンピックのように、
千年、二千年と続けるには、貧困にあえいでいる国でも開催できるよ
うに簡素化し、シンプルな種目を増やすことも大事かもね。
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August 08, 2004
映画館

看板がべたべたと貼ってある映画館も少なくなってしまった。
複合施設の核として、シネマコンプレックス映画館の出店が続いてきた。
コンプレックス映画館とは、一つの建屋の中に多数の小さな映画館があ
るシステム。だから、地方都市でもメジャーな映画は、大概観られる。
日本初のシネコン(シネマコンプレックス)は、1987年にオープンした
神奈川県川崎市にあるシネチッタだとか。
手書きの映画の看板は、すでに姿を消し、ポスターも統一されたサイズ。
レトロな映画の看板を商店街に展示保存している東京都・青梅市のよう
な例もあるが、職人さえいなくなってしまっているのが実情だろう。
銀幕のスターと言われた頃、映画とファッションや風俗は、切っても切
れない関係にあったらしい。すべての流行が、映画から始まった時代だ。
その意味では、気軽に映画を選べるシネコンでは、期待がないだけ新し
い発見がある。すでに映画は、アクセサリーのような軽さになったのかも。
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August 07, 2004
夏祭り

わた菓子、ヨーヨーつり、風船、お面、カキ氷、チョコバナナ、お好
み焼き、金魚すくいなど様々な露店が並ぶ夏祭り。扱うアイテムに多
少の変化があっても、今も昔も本質的にはあまり変わらない。人ごみ
が人を誘い、また新たな人を増やす。マーケティングの基本。それが、
子供から老人まで幅広い層の心を捉えているのかもしれない。いつの
時代もオープンエアの店舗に人が集まる。
ヒッピーの盛んな1960年代、原宿で戸板(雨戸)一枚に商品を並
べて、商売をしていた人達がいた。世界を転々としながら、各地の雑
貨やアクセを安値で買い付けて、原宿で高値で売る。儲けた金で、再
び海外に行き、遊びながら買い付けてくる。結果、店を借りて本格的
にビジネスを始めた人は、多い。昔は、警察も含め社会全体が、露店
商にチャンスを与えた。露天という場を提供できるのは、行政や条例
しかない。昔のように、若者達にチャンスを与えて欲しいものだ。
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August 06, 2004
プール

公営のプールは、連日子供達が押しかける。猛暑の中を仲間同士で、
楽しむ姿がある。普通の夏休みの光景だ。なんといっても、子供料金が
二百円という安さ。月に三日に一回行っても、ホテルの一日のプール料金並。
波のでるプール、流れるプール、長さ70mのウォータースライダーなど
大小5つのプールがある。バリアフリー対応施設も完備。海の近くに
ある神奈川県立辻堂海浜公園内にある。
この中からオリンピック選手が、生まれてほしいなと思う。生まれた頃
からスポーツジムのプールで練習、練習に明け暮れている子供達より、
自由で活発で、水泳が大好きな子供達は、太陽と水と空を味方に逞しく
育っているように思える。アテネオリンピックの競泳プールも屋外だとか。
強い選手は、どんな条件でも、普通の環境でも伸びるはず。スポーツは、
イマジネーションの世界だとか。こうした歓声が絶えないプールで、
たまには練習すればいいのにね。
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August 05, 2004
歌姫

フジテレビより
8月4日のフジ系列の「めざましテレビ」に生出演したアヴリル・
ラヴィーン[Avril Lavigne]。彼女は、1984年生まれのカナダの
オンタリオ州出身の歌姫だとか。セカンドアルバム「アンダー・マイ
・スキン」が全世界で500万枚、日本でも120万枚を売り上げ
る人気ぶりだとか。英語が世界に発信できる強みを感じる。一方、
日本の歌姫、浜崎あゆみは、エイベックスのお家騒動でパニック。
浜崎あゆみの育ての親、松浦真在人(まつうら・まさと)氏は、19
64年神奈川県生まれ。日大経済学部在学中のアルバイト経験を生か
して1976年に横浜市内で貸レコード店を開業。1988年に東京
・町田市でダンスミュージック系の輸入レコード卸会社、エイベック
ス・ディー・ディー(現エイベックス)を設立した人だとか。
1989年にレコードレーベル、エイベックス・トラックスを設立。
小室哲哉と専属プロデュース契約を結び、安室奈美恵、globeらが
大ヒット。その後もELT、浜崎あゆみを発掘し、エイベックスの制作
全体の指揮を執ってきたという。
どうあれ、CD業界は先細りする。狭い市場で、老人社会というハン
ディもある。しかし、アジアという巨大マーケットがある。言葉の壁
をどう越えるか。著作権をどう守るかなど課題はあるが、CDという
板に頼らず、楽曲としての価値を課金できるシステムをどう構築する
かにかかっている。いづれ、携帯電話もそうだが、一曲百円程度でダ
ウンロードするシステムが主流になる。全世界で500万枚という事
も幻想になる。アヴリル・ラヴィーンは、いい曲なら、誰でも買う事
を証明した。しっかりしたコンテンツがあっての人気だ。
kaz : archives
August 04, 2004
ヨット


湘南は、マリンスポーツのメッカだ。セーリング関連のスポーツも盛んだ。
縦の帆によって航行する船のことをヨットというらしい。だから、帆掛け
船のように横の帆によって航行する船はヨットとは呼ばれないとか。また、
ウィンド・サーフィンは、サーフィンとヨットを組み合わせたら、という
発想で1967年にカリフォルニアで誕生した。オランダ語のヤット(jaght)
が語源とされるヨットは、スパイ用として中世のオランダ海軍が利用した
説もある。
現代スポーツ百科辞典によると、1630年ごろにはオランダ・フランスの
貴族や富裕な人びとの間でセーリングが娯楽として行われ、1660年、
チャールス2世の王政復古祝賀記念として、アムステルダム市長の発意
でヤットが贈られメアリーと命名された。その後イギリス人に愛好され
たヤットは、やがてヨットと呼ばれるようになったという。
クルージングやレースなどの貴族階級のたしなみが、庶民のレジャーと
なった今、色とりどりのヨットやウィンドサーフィンが並ぶ姿に、湘南
の潮騒を感じた。
kaz : archives
August 03, 2004
海の家


神奈川県三浦郡葉山町の森戸海岸には、おしゃれな海の家がある。
2ヶ月間だけ現れる「海の家オアシス」だ。「竹とトタンでできた、
生の音楽が聞ける海の家」がキャッチコピーだけに、若者達が集う。
エイジアン・エスニックの料理やトロピカルなドリンク・バーも魅力的だ。
また、ライブ演奏も行っているので、夜は魅惑的かも。
ビーチ・クリーンを唱えている店でもある。
そのビーチクリーン運動が徹底してきたのか、ゴミ袋持参の海水浴客が
目立つ。特に、若者達の方が意識が高いように思える。きれいな海、
きれいな地球を守らなければならないと考えているのは、若者達。
波の音、磯の香り、焼き付ける太陽、真っ青な空、白い雲。
この環境をいつまでも残したい。みんなの太陽、海、空、風。
エゴの時代、利益を独占できても、自然は独り占めできないよね。
海は、時代を超えて、人生を教えてくれる場所かもしれない。
kaz : archives
August 02, 2004
Tシャツ

Tシャツには、不思議な魅力がある。ライブドアの堀江社長は、近鉄
バッファローズ買収の記者会見で、あえてTシャツ一枚で会見していた。
沢山のメッセージをより強くアピールするためかも。ひとつは若さの象
徴として、もうひとつは、スポーツは背広を着てはできないというメッセ
ージとして、そしてみんなのために野球があるという意味があったのでは。
たかがTシャツ・スタイルに、これだけ深い意味を与えた堀江氏は偉い。
Tシャツは、ブランドの広告として価値を見出してきた。最近は、その
広告が売れない。消費者に買わせながら、広告をするのだから、こんな
おいしい話はなかったのだが。冬ソナのようなブームによって、関連し
てDVDや書籍はもとより旅行、メガネ、ヘアスタイル、ファッション
に影響を与える。Tシャツの不振は、リードするブランドがない証拠。
ファッション誌は、デザイナーにもっとフォーカスすべきだ。すでに、
スタイリストの時代は終わった。クリエーターの時代だ。
ブランドのロゴTシャツが、広告メディアとして復活すれば、業界も
活気にあふれる。
kaz : archives
August 01, 2004
日傘

もともと傘は、日傘だったらしい。日陰の意味のラテン語のアンブレ
(umbre)が語源とか。だから昔は、直射日光を避けるためや日焼け
を嫌って日傘をさしていた女性が多い。最近は、紫外線対策いわゆる
UVカットの目的で、日傘をさす。有害紫外線によって、免疫力が低
下したり、皮膚ガンや白内障を発症することが、わかり始めた。
特に、外で遊ばせ、日焼けした真っ黒な顔が、男の子の夏スタイルと
思っているお父さんは、問題かも。フロンガスの増加によりオゾン層
が破壊され、その結果有害な紫外線が地球に降り注ぎ、皮膚がんにな
ることというのがメカニズム。20年前とは大違いに有害な紫外線が
日常的に降り注いでいるわけ。男こそUVカットに関心を持つべきかも。
kaz : archives