其の七:ハイカラさんが通るよ!!

春爛漫 ハイテクの文明開化が闊歩する。

品川駅周辺には、大きな宴会場があるホテルが多い。3月になると卒業式や謝恩会、学部単位の宴会などが増えるのか、袴姿の女性が目に付く。袴は、明治時代初頭に女子学生が誕生してから昭和の初期まで、女子学生通学に着用する「制服」のようなものとして用いられていた。それが、1987年頃に、少女マンガ「ハイカラさんが通る」が流行り、女子大生の卒業式や謝恩会の定番になっていったという説がある。

女学校などに通えるのは上流階級だけの特権。階級のシンボルでもあった。まさに、ハイカラ。ハイカラとは、ハイ・カラーhighcollarの意味で、洋行帰りの若い政治家や官吏たちが当時アメリカで流行していた高襟の洋服を好んで着用したことから使われたらしい。伝統を守る意味でも、袴スタイルを残して欲しいな。なんだかとても、カッコイイし、ステイタス。でも、服装や外見で人を判断したり、差別することは断じて許さないけど。卒業式は、自由であり、表現も様々。似合うと思えば、袴スタイルもいい。通行人もみんな優しい顔になる。東海道の宿場品川。文明開化のようにハイテク企業が集まる街品川。ここから春のスタートとは縁起がいいかも。

2003.3.25 (和)

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