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注目の和紋じゃぱんの代表取締役 綾野秀紀氏に聞く



    注目の和紋じゃぱんの代表取締役 綾野秀紀氏に聞く


     和紋じゃぱん株式会社は、2014年4月に設立し、2015年5月に麻布十番で事務所を開設したばかりの会社である。代表取締役 綾野秀紀(Hidenori Ayano)氏は、元々大学教授の父親の関係で中学から高校まで、デンマークで過ごしたという。綾野少年は、日本の伝統文化に後継者がいない事について考えていたという。「当時、和、家紋、おもてなしなどのキーワードがおぼろげながら浮かんでいました」と思い出しながら語った。



     日本に帰国して投資や貿易などの仕事に就いた。投資ファンドの会社に勤め、FX、株、事業投資、資金を集め資金運用などの仕事をしていた。いわゆるビットコインなども含めた金融の仕事である。そんな折、友人からスワロスキーを使って何か作りたいと言われた。「今まで描いていた抽象的な何かが具体的に姿を見せた」と綾野氏は当時を振り返り語った。「家紋がいい」と決めた。いてもたってもいられない。



     夢に見ていた事が目の前に現れたからだ。さっそく、Tシャツを作る工場を探しまわった。なんとか手配できるめどがつき、実際に家紋のデザインを依頼し、スワロスキーを実際にTシャツにのせる作業を自社で行うことにした。なんとか、Tシャツが完成した。まずは、パッケージデザインを考えた。桐箱にしよう。中に水引を入れたいと綾野氏は思った。ちょうど、彼自身が結婚式をやったばかりなので、祝儀袋に付いていた水引をただ捨てるのがもったいないと思った。海外の人たちにこの日本文化を教えたいという思いから、オーダーを受けると必ずパッケージの中に水引を入れる事にしている。ある意味おもてなしだと思っている。



     日本の伝統を継承するのでなく、伝統を新しくして世界中に広めたい。コラボレーションも考えている。彫り師で日本画画家の方と漢字の商品を具体化する事や、ふんどしの工場とコラボし、高級ふんどしを販売する事など、何でも思いついたら実行するのが綾野氏の真骨頂である。



     新たに商品開発したものがある。フロッキープリントだ。『フロッキーとは、綿(わた)のようなフワフワとしたという意味です。フロッキー加工は、下地の生地に接着剤を塗り、細くて短い繊維を固着して、模様ができる加工のことです。模様の部分はベルベット(ビロード)やベロアのような生地になっています。その為、普通のプリントTシャツとは違い高級感がでます。』と嬉しそうに語る綾野氏。



     海外へのアプローチとしたフェイスブックを活用している。欧米以外にエジプト、ブラジル、アフリカ、東欧など世界中から5万人のフォロワーがいる。着々と海外とのコンタクトを増やし、コミットしている。1枚3万円という高価なものだが、スワロスキーを手作りで1枚1枚作っていることを思えば安い。



     また、ファッションの専門家でない点が可能性を感じる。家紋という古臭い意匠を新しいスワロスキーで再現している点が画期的だ。衣料品でなく、ジュエリーや宝飾店に置いた方が見栄えする商品である。世界が求めているのは、日本の過去の文化でなく、リニュアルされたモダンな文化であると確信している。日本の伝統を継承するのでなく、伝統を新しくして世界中に広める使命を感じている綾野氏を心から応援したくなった。



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    和紋じゃぱん【WAMONJAPAN】
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    (編集:井上和美 撮影:大石一男 輿石有祐)



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